2015.01.28
中国:春節期間中のご注意
2015年1月28日
在青島日本国総領事館
1.2月18日(水)から2月24日(火)まで、中国の春節休暇となります。
2.春節期間中及びその前後は、スリやひったくりなど窃盗犯罪が多発する傾向にありますので、十分にご注意ください。また、旧暦の大晦日(2月18日)の夜や春節期間中は、爆竹や花火にも十分ご注意ください。
3.青島市公安局は「年末防犯ハンドブック」を発表し、春節を迎えるにあたり防犯を呼びかけています。以下はその概要です。
(1)窃盗被害に遭い易い場所
①路線バス
乗車時(支払時)が最も危険である。特に故意にぶつかってくる人に注意する。また、乗車中は鞄を身体の前で持ち、衣服のポケットにできるだけ貴重品を入れない。
②デパート・商店
買い物にはできる限り複数で出かけ、特に試着室に入る時には鞄や上着を視界から外さない。
③路上
鞄を道路とは反対側で持つか、身体の前で(両手で)しっかりと持つ。二人で歩くときは鞄を二人の間に挟むようにして持つ。
④ATM
ATM付近に怪しい人がいないか注意する。暗証番号を入力する時はもう一方の手で手元を隠す。金額が大きい場合、信頼できる人を同伴し、単独行動は避ける。
④列車
現金や携帯電話など貴重品の入った上着などをコートフックに掛けない。また、見知らぬ人が勧めてきた食品を食べない。
(2)窃盗被害に遭い易い身体の部位
一般的に、上着の胸ポケット、上着の右ポケット、ズボンの尻ポケットは窃盗に遭い易い。 人は携帯電話を使う時、紙幣やカードを使う時、商品を受け取る時に右手を使う習慣があり、財布(現金)や携帯電話を上着の右ポケットにしまいがちであるため、上着の右ポケットが特に狙われ易い。貴重品は内ポケットに入れるようにした方が良い。
(3)携帯電話を盗まれ易い状況
①路線バスに乗っている時や道を歩いている時にイヤホンを着けて音楽を聴いていたところ、コードを抜かれ携帯電話を盗まれる。
②レストランやネットカフェにおいて、携帯電話をテーブルの上に置いて、食事やゲームに夢中になっている間に盗まれる。
③携帯電話に過度に派手な(ポケットからはみ出す位)ストラップなどを着けていて、
ポケットなどから盗まれる。