2025.03.31
【注意喚起】ミャンマーで発生した地震について(3/31更新)
3月28日(金)12時50分頃、ミャンマー中部のマンダレー付近において、マグニチュード7.7の地震が発生しました。
震源はマンダレーから約17.2キロメートルの地点で震源の深さは10キロとしています。
在留邦人 及び 当地に渡航をされている皆様は、引き続き地震に関する情報にご注意下さい。
また震源部やタイ・バンコクや中国・雲南省などの一部の地域では、橋や建物が倒壊しているとの情報があります。余震の可能性がありますので、引き続き危険がある場所には近づかないように十分ご注意ください。
ミャンマー
3月28日に発生したマンダレー市付近を震源とする大型地震について、国家統治評議会(SAC)は、死者1,644名、負傷者3,408名、行方不明者139名と発表しました。またミャンマー国家自然災害管理委員は、第2の都市マンダレーや、軍が建設した孤立した首都ネピドーやサガイン、マンダレー、バゴー、マグウェの各地域と東部シャン州で「緊急事態」を宣言しています。
3月30日午後1時40分ごろには、マンダレー付近において、マグニチュード5.1の地震が発生する等、断続的に余震が続いています。
当地に滞在中の方につきましては、引き続き当局の発表、報道に注意いただくとともに、余震が起こる可能性や建物の基礎が弱くなっている箇所がある可能性等を考慮し、倒壊の危険がある場所には近づかないようにするなど、十分ご注意ください。
タイ
2025年3月28日、午後3時にペートンターン・シナワット首相は、ミャンマー発の地震がバンコクにまで影響を及ぼし、チャトゥチャック地区で建物崩壊が発生したことを受け、バンコクを緊急事態区域に指定すると発表しました。また、全国的にも同様に緊急事態対応を取るよう指示し、迅速な救助活動が行えるよう対応を強化しました。
3月29日現在、一時的に混乱が生じましたが、現在は状況が正常に戻りつつあります。
商業施設等は通常営業を再開し、観光地や各種コンベンションセンターも通常通りオープンしていますが、引き続き、安全を確保するための定期的な点検が実施される可能性があります。
1.航空
バンコクの全空港は現在も通常運航中です。
また、タイ空港公社(AOT)が管理する下記6つの空港は、すべて通常通り運営されております。
・スワンナプーム国際空港
・ドンムアン国際空港
・チェンマイ国際空港
・メーファールアン国際空港(チェンライ)
・プーケット国際空港
・ハートヤイ国際空港
2.交通インフラ
BTSスカイトレインについては、3月28日(金)23時20分現在、全駅で通常運行を再開しました。
エアポートレールリンクについては、3月29日(土)より通常運行を再開しました。
MRTブルーライン 及び パープルラインについては 3月29日(土)より、MRTイエローラインについては3月30日(日)より運航を再開しました。MRTピンクラインは 3月31日(月)6時より、一部区間(PK01:ノンタブリーシビックセンター駅 ~ PK29:タラートミンブリー駅間)で運航を再開しました。
※ PK30:ミンブリー駅は引き続き運休中となっていますが、BMTAがシャトルバスを15分間隔で運行しています
(ミンブリー Park & Ride 駐車場 ~ ミンブリー駅 ~ タラートミンブリー駅)
タイ国鉄(SRT)の運航については、バンスー中央駅からの長距離列車は、安全の確認が取れたため、3月28日(金)20:30より通常運行となりました。SRTレッドラインの運航については、3月29日(土)5:30より運行を再開しました。
中国
震源地はミャンマー国内の中国国境から約294km離れていますが、ミャンマーと国境を接する雲南省では、複数都市で大きく揺れた場所もあったとの報告・報道がありました。 在重慶日本国総領事館が関係当局に確認したところ、現時点において邦人の被害は確認されておりません。
雲南省滞在の邦人の皆様におかれては、引き続きくれぐれも安全にご留意頂くとともに、何ら関連情報等ございましたら在重慶日本国総領事館まで一報頂きたく、よろしくご協力をお願いします。