2015.01.23
中国:ノロウイルス(诺如病毒)
2015年1月22日
在広州日本国総領事館
現在,ノロウイルス感染による下痢が散発しています。2014年11月以降,広州市では累計で13件のノロウィルスの集団感染が起こり,936人の患者が発生しました。今年に入り,広東省では,深セン,河源,龍川などでも流行しています。
ノロウイルスは患者の嘔吐物や糞便等から手や食品を介して経口感染するウイルスです。潜伏期間は1日から2日で,症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などです。通常、これら症状が1〜2日続いた後に治癒します。根本的な治療法はありません。水分を補給しましょう。ノロウイルスの予防には、塩素系の消毒薬を使うか十分な加熱が必要です。
広州市衛生部門は各個人に対し,以下のようにアドバイスしています。 衛生に気をつけましょう。飲みものや食べものに注意して,衛生的な良い習慣を身につけましょう。十分に加熱していない食べ物を食べないようにしましょう。100℃に沸騰させたお湯を飲みましょう。食事の前とトイレの後は手を洗いましょう。身体の調子が悪かったらすぐ病院に行きましょう。
参考
厚生労働省ノロウイルスに関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html