2014.12.02
中国:年末年始や春節に向けてご注意ください(注意喚起)
2014年12月1日
在瀋陽日本国総領事館
在大連領事事務所より
一般的に、年末年始や春節前後には各種犯罪被害が増加する傾向にあります。在留邦人の皆様 及び短期滞在の皆様におかれましては以下の諸点に注意していただき、ご自身の安全確保に努めるようお願い致します。
1.休暇などで自宅を長期間留守にする場合は、玄関や窓の施錠をしっかりして、貴重品などを外から見える位置に置かないなどの防犯対策に心がけて下さい。
2.日の暮れる時間が早くなっております、夜間の一人歩き(特に女性の)は強盗などの被害に遭う危険もありますので、帰宅時間を早めるなど十分注意して行動するようにしてください。 また、当地新聞報道によると、希望広場地下通路入口付近において、朝方通勤中の女性が背後 から男に液体をかけられる被害が昨年冬から今月までに数件発生しているとのことですので、併せて注意して下さい。
3.本年9月から10月末まで当地公安局による「治安強化キャンペーン」が実施されましたが、引き続き以下の各事項に関与したり、巻き込まれたりすることのないようご注意ください。
○不法入国・不法滞在・不法就労等(査証免除で中国に入国された方が 友人宅等で宿泊される際、派出所で宿泊登録を行わない場合、入管法違反となるので、注意が必要です)
○賭博及び売買春
○麻薬、覚せい剤等の密輸など薬物に関わる犯罪
※中国では、麻薬、覚せい剤等の密輸など薬物に関わる犯罪に極めて厳しい態度で臨んでおり、 常に厳しい取締りが行われ、最高刑は死刑と定められています。また、売買春行為や不法入国・不法滞在・不法就労等の法律違反を外国人に対しては、一定期 間の拘留に加え、最高1万元の罰金、最長で10年の中国再入国禁止に処せられる可能性があります。