2014.07.24
中国:中国内12空港で25%の発着制限
中国民用航空局が、上海、杭州(浙江省)、青島(山東省)など華東・華中地域の12空港を発着する航空機について2014年08月15日まで、中国国内の航空会社に対してフライト数を25%削減するよう要求しました。高頻度の演習活動の影響としており、大規模な軍事演習の実施が原因とみられています。
7月20日から一部で発着制限を始めており、上海市内の2カ所の空港を始め、各地で運航停止や大幅遅延が相次ぐなど、混乱が続いています。
日本など海外の航空会社による中国乗り入れ便に影響は出ていませんが、中国の航空会社による日本乗り入れ便の一部に欠航がでています。
■便数削減要求を受けた12空港
上海浦東(PVG)、上海虹橋(SHA)、杭州(HGH)、済南(TNA)、青島(TAO)、南京(NKG)、無錫(WUX)、連雲港(LYG)、合肥(HFE)、寧波(NGB)、鄭州(CGO)、武漢(WUH)
全日空はホームページで航空管制指示による遅延が発生する可能性がある事をアナウンスしています。
全日空ホームページ(運航の見通し)
http://www.ana.co.jp/fs/int/jp/index.html