2017.12.14
中国 空港等における盗難被害についての注意喚起
最近、北京空港で多額の現金やパスポート等の盗難に遭う事案が発生しています。貴重品やパスポート等のスリ、荷物の置き引き等に十分注意してください。
【本文】
1 最近、北京首都国際空港第3ターミナルで、邦人がリュックサックに入れた多額の現金を盗難されたとの事案が発生しました。北京空港では、これまでも邦人が貴重品やパスポートの盗難被害に遭う事案が報告されていますので、十分注意してください。
2 空港、レストラン、地下鉄、観光地などの人混みでは、スリや置き引き等の被害を防止するため、カバンや上着・ズボンのポケットなどの盗まれやすいところには貴重品を保管しないようにする、カバンはいつも手から離さず、やむを得ず手を離しても体に触れるように置くなど、十分気をつけるよう心がけてください。
万一盗難に遭った場合は、最寄りの公安局の派出所に速やかに届け出てください。
3 特にパスポートの盗難・紛失にはくれぐれもご注意下さい。中国ではパスポートの常時携帯が義務づけられていますが、パスポートの盗難・紛失に遭われた場合、手続きは大変煩雑です。派出所に届け出るとともに新たなパスポートまたは「帰国のための渡航書」を入手の上、滞在査証(ビザ)を取得して頂く必要があります。すべての手続きを終えるのに約1~2週間を要します。詳細は当館ホームページ(http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/passflow_j.htm )を参照してください。
4 なお、中国からの現金の持ち出しについては、無申告で持ち出しできるのは外貨5千米ドル相当額未満となっており、超過する場合は市内の預金銀行での許可証の取得及び空港税関での申告手続きが必要です。また、人民元の持ち出しは2万元までとなっています。
(問い合わせ先)
在中国日本国大使館領事部
電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964
HP: http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm