2017.09.13
中国 台風18・19号の接近にご注意ください
【ポイント】2つの台風が接近しています。最新の情報を確認し,安全に注意してください。
【本文】
1 日本時間9月13日(水)午前10時現在,強い台風18号(国際名:TALIM)は沖縄県・宮古島の東南東約100Kmの海上にあり,時速15Kmで北西に進んでいます。台風は14日(木)の夜から15日(金)の午前にかけて中国・浙江省中北部沿岸上陸,もしくは15日の昼間に浙江省近海を北上,その後進路を北東に変えて日本列島に向かう見込みです。
なお,台風18号についてはスポット情報が発出されています。詳しくは下記のURLをご参照ください。(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C192.html)
2 また日本時間13日(水)午前10時現在,台風19号(国際名:DOKSURI)はフィリピンの西の南シナ海上にあり,時速20Kmで西に進んでいます。台風は今後も南シナ海上を進み,15日(金)午前に中国・海南省南の海上を通過,その後ベトナムに上陸する見込みです。
3 進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては高潮の発生,洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されます。
つきましては,これらの地域への渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また,同地域に既に滞在中の方は,報道及び関係機関から最新の情報を収集して災害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか,飲料水・食糧を備蓄し,家族等に緊急の連絡先を知らせ,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所で待避する等の安全対策を講じてください。
台風通過後も,地盤の緩みに伴う土石流など,予測できない二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。
《参考ウェブサイト》
中国気象局:http://www.cma.gov.cn
中国天気:http://gd.weather.com.cn/tf/index.shtml
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh
香港天文台(台風情報):http://www.hko.gov.hk/wxinfo/currwx/tc_pos.htm
台湾中央気象局:http://www.cwb.gov.tw
フィリピン気象庁(PAGASA):http://www.pagasa.dost.gov.ph
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/
ベトナム国立気象センター(台風情報):http://www.nchmf.gov.vn/web/en-US/43/Default.aspx
韓国気象局(日本語版):http://web.kma.go.kr/jpn/weather/typoon/typhoon_5days.jsp
グアム国土安全保障省/市民防衛室ホームページ:http://www.ghs.guam.gov
米国気象予報室(National Weather Service Forecast Office):http://www.prh.noaa.gov/guam/cyclone.php
4 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,最寄りの在外公館まで連絡してください。
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html)
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ 参照)
○在広州日本国総領事館○
(市外局番020)-8334-3009(代表)
(市外局番020)-8501-5005(代表)
ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/