2017.02.22
中国 広東省内における鳥インフルエンザの発生状況,被害を防ぐ取組
平成29年2月22日
【ポイント】
広東省政府から当館に対して,広東省内における鳥インフルエンザの発生状況,被害を防ぐ取組について連絡がありましたので,お知らせいたします。
【本文】
広東省政府からの連絡は下記のとおりです。
記
1 発生状況
専門家の評価によると,現在,広東省は鳥インフルエンザ(H7N9)の多発期に入り,2017年は2016年より発生率が高い見込みである。
その他の亜型のインフルエンザへの感染可能性が考えられるが,現時点では散発的であり,予防が可能である。ウイルスに変異は見られず,人から人への感染は見られない。
2 感染予防に対する取組
広東省政府はH7N9の感染予防を重視し,確実な予防措置を取っている。
(1)2014年12月15日,省政府は「家禽取り扱い規則」を公布
(2)省内55の県(区)の中心部に生きた鳥の規制区域を設定
(3)市場の臨時休業措置実施
(4)各地の医療機関は,“4つの早”(早期発見,早期報告,早期診断,早期治療)と”4つの集中“(患者を集中,医療専門家を集中,資材を集中,集中治療)を原則に,治療に全力を傾ける
(5)感染に関する監視を徹底する
3 さらなる情報の入手先
更に詳細を知りたい場合には,下記のウェブサイトにアクセスして下さい。
広東省衛生計画生育委員会
http://www.gdwst.gov.cn/
広東省疾病コントロール中心
http://www.cdcp.org.cn/
以上
○在広州日本国総領事館○
(市外局番020)-8334-3009(代表)領事班
(市外局番020)-8501―5005(代表)領事班
ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/ (了)