2016.10.17
中国 台風21号が海南省,広西チワン族自治区へ接近
平成28年10月17日
在広州日本国総領事館 領事班
【ポイント】
○強い台風21号が,10月18日(火)から20日(木)にかけて,海南省及び広西チワン族自治区に接近します。
○最新の気象情報入手に努め,適切な安全対策を講じてください。
【内容】
1 強い台風21号が,10月17日(月)現在,南シナ海を西北西に進んでいます。日本の気象庁等の予測によれば,同台風は,18日(火)午後0時頃に海南省に接近もしくは上陸,そのまま雲南省,広西チワン族自治区へ向かって進行し,19日午後3時頃に同地域付近に上陸する見込みです。
2 これらの地域への渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
また,同地域に既に滞在中の方は,報道及び関係機関から最新の情報を収集して災害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか,飲料水・食糧を備蓄し,家族等に緊急の連絡先を知らせ,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所で待避する等の安全対策を講じてください。
台風通過後も,地盤の緩みに伴う土石流など,予測できない二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。
《 参考 》
中国中央気象台(台風情報) : http://typhoon.weather.gov.cn/
日本気象庁(台風情報) : http://www.jma.go.jp/jp/typh/
中国天気 : http://gd.weather.com.cn/tf/index.shtml
3 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に努めるとともに,日本の留守家族,総領事館(下記連絡先)まで連絡してください。
4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)