2016.06.02
中国 湖南省におけるH5N6型感染例の確認
在中国日本国大使館
2016年6月1日
1.2016年5月28日、湖南省疾病予防コントロールセンターは、同省において鳥インフルエンザA(H5N6)感染例が確認された、と発表しました。
患者は湘西自治州古丈県の50歳男性で、発病時は吉首市で工場勤務をしていました。現在の病状は重症で、病院で緊急治療を受けている、とのことです。
2.このウイルスによる人への感染は、これまでのところ、連続的に人から人へ感染を起こすことはなく散発的ですが、最近では昨年12月以降広東省、江西省、安徽省、湖北省、湖南省で報告がされています。
3.中国、特に上記の感染症例が確認されている地域に滞在中の方、及び渡航・滞在を予定されている方は、在中国大使館及び各総領事館等のホームページを含め、最新情報を随時確認の上、以下の注意事項を参考に行動することをお勧めします。
●生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
●死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
●鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
●手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
●外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
●突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。
(関係情報)
○「海外渡航者のための新型インフルエンザに関するQ&A」
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/influ_qa.html
○「海外渡航者のための鳥インフルエンザに関するQ&A」
http://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/sars_qa.html
○鳥インフルエンザ(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
○鳥インフルエンザA(H5N6)の発生状況 (更新5)(厚生労働省検疫所)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/05111001.html
○中国国家衛生・計画生育委員会
http://www.nhfpc.gov.cn/zhuzhan/index.shtml
○Influenza at the Human-Animal Interface (WHO)
http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/about/en/
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
(携帯版) http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp
○在中華人民共和国日本国大使館
住所:No.1 Liangmaqiao Donjje,Chaoyang District, Beijing 100600, People's Republic of China
(北京市朝陽区亮馬橋東街1号)
電話:010-8531-9800
国外からは(国番号86-10)8531-9800
FAX:010-6532-9284
国外からは(国番号86-10)6532-9284
ホームページ: http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm