2025.01.10
中国|中国国内におけるエムポックス(クレード1b)輸入症例の確認
中国当局(中国疾病コントロールセンター(中国CDC))は、中国国内において、エムポックス(クレード1b)の1件の輸入症例及び4件の関連症例を確認したと2025年1月9日、公表しました。概要は以下の通りです。
(公表情報)
https://www.chinacdc.cn/jkkp/crb/ycr/202501/t20250109_303769.html
「我が国でエムポックスIbの集団感染が発見された。 最近、我が国でエムポックスIbの集団感染が発見され、感染源は1人の外国人で、コンゴ民主共和国への滞在歴がある。疾病が発見された後、国と浙江、広東、北京、天津等の省(市)は迅速に合同予防・合同制御メカニズムを発動し、感染源と感染の流れの遡及、リスク排除、症例の診療等の業務を行い、濃厚接触者の中に立て続けに4例の関連症例を発見した。いずれも濃厚接触後の感染であった。関連症例は、発疹、疱疹等の症状が主であり、症状は比較的に軽症である。現在、一般接触者に感染者は確認されておらず、関連感染者とリスク者は医学的治療と健康観察を受けており、感染症はすでに有効に処置されている。」
中国当局は、感染源や移動経路の遡及、リスク排除等の措置を講じ、有効に処置しているとのことですが、在留邦人の皆様におかれましては、引き続き感染状況等にご留意いただき、万一関連が疑われる症状が見られる場合には、医療機関を受診ください。
(関連情報)
中国海関総署
http://gdfs.customs.gov.cn/customs/302249/302266/302267/6048489/index.html
中国疾病コントロールセンター(中国CDC)
https://www.chinacdc.cn/jkkp/crb/ycr/202501/t20250109_303769.html
(問い合わせ先)
在中国日本国大使館(領事部)
領事部・直通電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964 (09:00~17:30)
https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html