2021.07.30
中国 北京市及び湖南省の感染状況(2021年7月30日)
●在中国日本国大使館管轄区域では、7月29日(0時から24時)も以下のとおり感染者が確認されています。
・北京市(確定症例1例)
・湖南省6例(長沙市(確定症例1例、無症状感染者1例)、張家界市(確定症例1例)、株洲市(無症状感染者2例)、常徳市(無症状感染者1例))
●今般の一連の市中感染状況により、中国国内の各省・市において「中」「高」リスク地区からの来訪者、及び現在「中」「高」リスク地区でなくても、感染が確認された者が立ち寄った場所等への訪問歴がある者に対し、隔離やPCR検査等の各地の予防措置が行われています。居住地や滞在先の社区等に問い合わせる等、最新情報の入手に努めてください。
●各省市の状況は以下のとおりです。
1 北京市の状況
・発表によると、上述の確定症例は、29日に発表された1例の確定症例(昌平区回龍観龍躍苑二区に居住)の配偶者とのことです。
・各関連地区と関連部門は上述の確定症例2例の濃厚接触者が654人であると判断し、すでに集中隔離医学観察措置を実施しています。また、確定症例の居住する昌平区の周辺地区や所属先の会社等の関連場所でも、住民等を対象としたPCR検査等が実施されています(現在、上述の他に感染者の情報はありません)。
・北京市は、行動歴が確定症例と重なる者、及び南京市、張家界市など「中」「高」リスク地区に訪問したことがあり、「中」「高」リスク地区の者と密接に接触したことのある者及び7月17日以降張家界市に行ったことのある者は、自ら社区(コミュニティ)、会社またはホテルに報告し、調査、隔離、PCR検査、健康モニタリングなどの各予防措置に協力するよう呼びかけています。
2 湖南省の状況
・湖南省張家界市では、7月29日に確定症例1例が確認されたことを受け、7月30日8時から全ての観光施設が営業停止となっており、張家界市疾病予防コントロールセンターは、感染症が終息するまで、張家界市への観光を控えるよう呼びかけています。
●「中」「高」リスク地区の評価は、感染症発生状況により変動します。以下の中国国務院のミニプログラム等を確認するように努めてください。
http://app.www.gov.cn/govdata/gov/202003/25/456514/article.html
・北京市の発表(中国語)
http://www.beijing.gov.cn/ywdt/zwzt/yqfk/yqbb/202107/t20210730_2451686.html
http://www.beijing.gov.cn/ywdt/gzdt/202107/t20210729_2451187.html
・湖南省の発表(中国語)
http://wjw.hunan.gov.cn/wjw/xxgk/gzdt/zyxw_1/202107/t20210730_20019410.html
・張家界市の発表(中国語)
https://mp.weixin.qq.com/s/I_EA4gXrVta2Yl4SC8eENQ
https://mp.weixin.qq.com/s/xpHXEF9ZaXeY2JO2NeAqzA
・7/29当館HP:新型コロナウイルス感染症(北京市の新規確定症例の発生)
https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000660.html
(送信元)
在中国日本国大使館(領事部)
領事部・直通電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964(09:00~17:30)
上記以外の時間の電話番号:010-8531-9800
HP:https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html