2021.07.29
中国 北京市で180日ぶりに新型コロナウイルス感染症の市中感染が発生
●北京市は、7月28日0時から24時までに、新たに1例の新型コロナウイルス感染症の確定症例が確認されたことを29日午前に発表しました。北京市で新たな市中感染が発生したのは180日ぶりです。
●発表によると、確定症例者は、昌平区回龍観龍躍苑二区の居住者。7月20日から湖南省張家界市などを旅行し、7月25日に北京市に戻り、7月26日に発熱などの症状が現れ、7月28日に病院の発熱外来を受診した結果、確定症例と診断されました。
●複数の都市で、江蘇省南京市や湖南省張家界市を訪れた者の感染事例が確認されています。また湖南省疾病予防・コントロールセンター(CDC)は、7月17日以降、張家界市を訪れたことがある場合にはPCR検査を受けるよう呼びかけています。
●今後の感染症の発生状況により、各地において新たな措置が発表される可能性がありますので、中国国内を旅行する際は特に、中国当局の感染状況に関する発表や、住居、宿泊ホテル、空港、駅などにおける防疫措置に関する最新情報の入手に努めるとともに、改めて、感染への警戒を怠らず、手洗い、人との安全な距離を保つ、密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし、感染予防に努めてください。
・北京市の発表(中国語)
http://www.beijing.gov.cn/ywdt/zwzt/yqfk/yqbb/202107/t20210729_2450756.html
・湖南省CDCの発表(中国語)
http://www.hncdc.com/news/show/3955.html
(送信元)
在中国日本国大使館(領事部)
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