2021.07.17
オーストラリア シドニー大都市圏におけるコロナ関連規制の強化
【ポイント】
●NSW州政府は、シドニー大都市圏での新型コロナウイルス関連規制を以下のとおり強化することを発表しました。
●7月17日(土)午後11時59分以降、(1)スーパー・食料品店、薬局、ガソリンスタンド、銀行、郵便局等を除いた小売店の閉鎖、(2)現行の外出制限令に加えて、Fairfield、Canterbury-Bankstown、Liverpool市在住者は、緊急対応及び医療従事者を除き、市外への通勤は不可。市外に通勤する場合は3日ごとの新型コロナウイルス検査が必須、(3)外出時のマスク携帯と屋外のショッピングモール等でのマスク着用が義務化、(4)同居者以外との車の相乗りは禁止。
●7月19日(月)午前0時1分以降、すべての建設工事と家屋の緊急でない維持管理、修理作業が一時停止。
●7月21日(水)午前0時1分以降は、雇用主は従業員の自宅勤務を許可する必要あり。場合によっては最高1万ドルの罰金。
●シドニー大都市圏で現在適用中の他の全ての規制は、引き続き適用
【本文】
1 シドニー大都市圏での新型コロナウイルスの市中感染が継続している状況を踏まえ、NSW州政府は、シドニー大都市圏(Blue mountains地域、Central Coast地域、Wollongong地域、及びShellharbour地域を含む)の新型コロナウイルス関連規制を、以下のとおり強化することを発表しました(7月30日(金)午後11時59分まで)。
2 7月17日(土)午後11時59分以降の規制強化
(1)スーパー・食料品店、薬局、ガソリンスタンド、レンタカー、銀行、金物・育児・大工用品店、農業用品店、ペットショップ、郵便局、事務用品店を除いて小売店が閉鎖となります(オンライン注文、持ち帰り及び宅配の場合は除く)。
(2)現行の外出制限令に加えて、Fairfield、Canterbury-Bankstown、及びLiverpool市(LGA)在住者は、緊急対応及び医療従事者を除き、市内(LGA)を離れての通勤は不可となります。 仕事のために市内を離れる必要がある場合、新型コロナウイルスの症状がなくても3日ごとの新型コロナウイルス検査が必要となります。
(3)外出する際には常時のマスク携帯が義務になります。 屋外勤務、屋外のマーケットやショッピングモール、屋外でのコーヒー待ちの列では、マスク着用が義務となります。
(4)同居者以外との車の相乗りは禁止になります。
3 7月19日(月)午前0時1分以降の規制強化
(1)すべての建設工事は一時停止になります。
(2)家屋の清掃など緊急ではない維持管理、修理作業は一時停止になります。
4 7月21日(水)午前0時1分以降の規制強化
雇用主は従業員の在宅勤務が可能な場合には、それを許可する必要があります。許可しない場合、最高1万ドルの罰金が科せられる可能性があります。
5 シドニー大都市圏で現在適用中の他の全ての規制は、引き続き適用されます。NSW州地方部における規制には変更ありません。
6 上記規制に関する詳細は、NSW州政府ウェブサイトでご確認ください。不明な点がある場合には、NSW 州保健省に電話(1800 943 553)でご確認ください。
○NSW州政府ウェブサイト
(7月17日付メディアリリース:シドニー大都市圏におけるコロナ関連規制の強化)
https://www.nsw.gov.au/media-releases/restrictions-to-further-limit-spread-of-covid-19-delta-strain
(州の新型コロナウイルス情報)
https://www.nsw.gov.au/covid-19
【在シドニー日本国総領事館】
Consulate-General of Japan in Sydney
Level 12、 1 O'Connell Street、
Sydney NSW 2000 Australia
代表電話(61-2)9250-1000
Fax(61-2)9252-6600
Web:https://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html