2020.11.22
中国 上海市における新規確定症例の発生(2020年11月21日)
●11月21日、上海市は、浦東新区にて新型コロナウイルス感染症の新規確定症例が1例確認された旨発表しました。
●この発表を受けて、浦東新区の祝橋鎮新生団地が、「中」リスク地区となりましたが、上海市の他の地域のリスクレベルは変更ありません。(上海市では、すでに浦東新区祝橋鎮営前村及び浦東新区周浦町明天華城団地が、「中」リスク地区に指定されています)
●当館管轄地域内の各地でも新たな規制が行われたり、諸政策が変更される可能性があります。常に最新情報の入手に努めてください。
●他省・市においては、上海市(特に「中」リスク地区や浦東新区)からの来訪者に、核酸検査が求めるなどの規制が実施されている可能性があります。目的地の居民委員会に問い合わせる等、最新情報の入手に努めてください。
(南京市の例)
南京市は、天津市及び上海市浦東新区からの来訪者について、南京市内で自由に行動する上では一週間以内の核酸検査証明書を具備する必要がある等のガイダンスを出しています。詳細については南京市政府の発表を確認してください。https://mp.weixin.qq.com/s/p_y0N20CvrsF9AGWGJTMpA
●引き続き、中国当局の発表に留意するとともに、感染への警戒を怠らず、手洗い、人との安全な距離を保つ、密閉された空間や人が多く集まる公共の場所等でのマスク着用を徹底するなどし、感染予防に努めてください。
(感染症リスクのある地域への移動について)
●「中」あるいは「高」リスク評価は感染症発生状況により変動します。下記の中国国務院のプログラム(以下のリンク)等で確認するように努めてください。
http://app.www.gov.cn/govdata/gov/202003/25/456514/article.html
【発表本文(中国語)】
https://mp.weixin.qq.com/s/NbfSV7WcZO2gvAnqZpHlrA
【発表文仮訳(抜粋)】
当該感染者は浦東新区に住んでおり、11月20日に感染が確認された呉氏が勤務していた空港貨物駅の同僚であり、検査対象として特定され、核酸検査が実施された。11月21日、市と区の疾病予防管理センターを通じて、陽性と確認された。臨床、画像及び実験室による核酸検査の結果を総合し、専門家を交え診察を行い、最終的に新型コロナウイルス肺炎の確定症例と診断された。
現在、すでに濃厚接触者4人が特定されており、集中隔離観察されている。感染者が活動した場所については、すでに消毒が実施された。
(問い合わせ先)
○在上海日本国総領事館 (管轄地域:上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省)
住所:上海市万山路8号
電話:(市外局番021)-5257-4766(代表)
国外からは+86-21-5257-4766(代表)
FAX:(市外局番021)-6278-8988
国外からは+86-21-6278-8988
ホームページ:http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/