海外

2020.08.27

コンゴ共和国 空路国境の再開と新たな水際対策

1 24日コンゴ(共)政府は、国境(空路)の再開を正式に発表しました。なお、陸・海・河川の国境は閉鎖が継続されます。

2 同日、コンゴ(共)保健省は旅行者の入国及び出国条件について発表したところ、概要は以下のとおりです。

【入国条件】

(1)入国前72時間以内に取得した新型コロナウイルス感染症PCR検査陰性証明書を提示する旅行者は、到着時の検査なしで入国審査を受け、14日間の自宅隔離となる。

(2)入国前72時間以上10日以内に取得したPCR検査陰性証明書を提示する旅行者は、到着時に空港で自己負担にて検査を受けた後、14日間の自宅隔離となる。

(3)入国時にPCR検査陰性証明書を提示しないもしくは入国前10日以上の陰性証明書を提示する旅行者は、政府が指定するホテルに隔離され、48時間以内に検体を採取される。いずれの費用も自己負担となる。

(4)上記(3)の検査後に陰性結果が出た旅行者は、引き続き入国から14日が経過するまで自宅隔離となる。陽性の結果が出た旅行者は、直ちに新型コロナウイルス感染症の治療施設に移送される。

(5)降機時に新型コロナウイルス感染症の症状を有する旅行者については、政府が指定する施設で14日間の隔離となる。その間、2度の検査を行い陰性結果が出た場合は解放される。

(6)トランジットの旅行者は、国外旅行の継続まで自己負担で指定ホテルに隔離される。

(7)11歳以下の子供については、上記全ての措置を免除される。

(8)14日間の自宅隔離期間中にコロナウイルス感染症の症状が現れた旅行者は、3434まで架電のうえ報告し、新たに検査を受ける。陽性となった場合には、迅速に処置を受ける。

【出国条件】

(1)出国を希望する全ての旅行者は、渡航先の各国が求める期限内にPCR検査を受検する。

(2)国内でPCR検査を受検できる機関は以下のとおり。

   ア ブラザビル

  ○ 国立公共保健研究所(LNSP)(人民会議場向かい)
  ○ コンゴ医療研究財団(FCRM)(chateau deau地区Cite de la recherche)

  イ ポワント・ノワール

  ○ 国立公共保健研究所ポワント・ノワール支部(Loandjili総合病院敷地内)
  ○ ゴンベ財団研究所(市内中心部)

  ウ オヨ

  ○ エディ・ルーシー・ボンゴ・オンディンバ総合病院付属熱帯感染症病理学研究センター(CREPIT)

(3)上記各機関における検体採取及び結果取得日時等は以下のとおり。

  ア 検体採取(上記全機関)月曜~土曜(8時~10時)
  イ 結果取得(LNSPのみ)月曜~金曜(11時~14時)、土曜(9時~12時)、検査結果はオンラインでも取得可能(http://www.lnsp-cg.org/
  ウ 検査費用は20,000セーファーフラン(随時改定の可能性あり)
  エ 11歳以下の子どもについては、検査は免除される。但し、渡航先の国が求める場合にはその限りではない。

3  保健非常事態は、8月19日から更に20日間延長されていますので、在留邦人の皆様におかれましては、感染予防に万全を期すとともに、これまでの政府発表措置を遵守し、関連情報に十分留意しながら、慎重な行動を心掛けていただきますよう、お願いいたします。

(本件担当)

在コンゴ共和国日本国大使館
領事担当 上島(+243 81 880 5912)
領事担当 高木(+243 81 514 6605)
医療担当 浅川(+243 81 880 5582)

 

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