2020.05.07
台湾 防疫措置の緩和
1 5月6日,中央感染症指揮センターは衛生福利部疾病管制署のプレスリリースにおいて,台湾における新型コロナウイルスの感染状況は安定してきており,今後,徐々に各防疫措置の緩和を再検討していく旨を発表するとともに,改めて感染予防について注意喚起をしています。
指揮センターからの発表の概要は以下のとおりです。
(1)台湾内の感染状況が徐々に安定してきている中,民衆の防疫と生活を両立させるため,今後,徐々に各防疫措置の緩和を再検討していくこととし,そのうち高山型公園(玉山,太魯閣,雪覇)については,5月7日から山小屋の申請数を元の状態に戻す公告を出す予定である。このほか,本年,防疫需要への対応のため,民衆の観戦を停止してきた中華プロ野球ペナントリーグについて,5月8日より,各試合につき1,000名が観戦できることとする。
(2)民衆は休暇を享受すると同時に,引き続き手洗い,呼吸器の衛生及び咳マナー等良好な衛生習慣を励行し,外で活動する際は,室内で1.5メートル,室外で1メートルのソーシャルディスタンスを維持し,それが困難な場合はマスクを着用することとする。また,自身及び家族友人の健康に留意し,もし発熱や呼吸器症状が現れた場合,マスクを着用し,外出を避け,必要に応じ医療機関を受診し,公共交通機関の利用を避けることにより,感染リスクを下げることとする。
<5月6日付け衛生福利部疾病管制署プレスリリース>
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/Dj_Tfwu1oThBSlEm_-qqrw?typeid=9
つきましては,台湾在住・滞在中の邦人の皆様におかれては,上記台湾当局による発表の内容に留意しつつ,防疫措置をしっかりと執られるようお願いします。
2 中央感染症指揮センターは,手洗い・咳エチケットの励行,目・鼻・口を手で触らないこと,海外から帰台する際に発熱,咳等の症状がある場合,空港・港の検疫担当者に通知することを呼びかけるとともに,帰台後14日以内に疑わしい症状が現れた場合は,無料の伝染病予防ホットライン1922または0800-001922(中国語・英語)に電話し,その指示に従って,マスク着用の上,医療機関を受診し,渡航歴,職業,接触歴等を医師に告知するよう促しています。
3 なお,衛生福利部はホームページ上で,台湾における伝染病指定隔離医院リストを掲載していますのでご参照下さい。
<衛生福利部疾病管制署「伝染病指定隔離医院リスト」(中国語)>https://www.cdc.gov.tw/Category/MPage/Hdl9E5pIZIe6ma8HcfAHDw
4 また,台湾入境後14日間の「在宅検疫」対象者用の防疫ホテルについて,交通部観光局が運営しているHP「旅宿網」において,ホテルリスト等の情報を掲載していますのでご参照下さい。
<交通部観光局「旅宿網」(中国語)>
https://taiwanstay.net.tw/covhotel/
5 当協会と致しましては,台湾に在住・滞在されている邦人の皆様の状況を迅速に把握したいと考えており,邦人通報用専用電話を設置しております。つきましては,台湾において,万が一,ご家族・お知り合い等の邦人の方が新型コロナウイルスに感染した,あるいは感染の疑いで医療機関にて検査・隔離されているとの情報がありましたら,下記専用電話にご連絡下さい。
<感染・感染疑いに関わる邦人通報用専用電話>
(市外局番02)2713-6680
台湾域外からは(地域番号886)2-2713-6680
なお,上記専用電話は緊急の通報ダイヤルであることから,新型コロナウイルスに関する一般的なご質問,ご相談等については,従来通り,下記の代表電話番号にご連絡願います。
邦人の皆様におかれては,衛生福利部のHP(https://www.cdc.gov.tw)等を参照し,最新情報を収集する等,引き続き感染予防に努めて下さい。
<一般的なご質問,ご相談等に関わる連絡先>
日本台湾交流協会台北事務所
住所:台北市松山区慶城街28号 通泰商業大樓
電話:(市外局番02)2713-8000
台湾域外からは(地域番号886)2-2713-8000
FAX:(市外局番02)2713-0975
台湾域外からは(地域番号886)2-2713-0975
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