2015.01.18
バングラデシュ民族主義者党によるハルタルの実施に関する注意喚起
平成27年1月17日
在バングラデシュ日本大使館
1.報道によれば、バングラデシュ民族主義者党(BNP)は、同党ジア総裁が「軟禁された」こと等に抗議するため、本17日の日の出から日の入りまで、ロンプール管区ロンプール県にてハルタルを実施する旨発表しました。
2.また、BNP率いる野党20党連合は、同党の学生組織であるジャティヤタバディ・チャットラ・ダルの幹部が、衝突の際に殺害されたことに抗議するため、明18日午前6時から19日午後6時までの36時間に亘り、チャパイナワブゴンジ県を含む、ラジシャヒ管区全域にてハルタルを実施する旨発表しました。 さらに、同党は、同様の趣旨にて、明18日の日の出から日の入りまで、チッタゴン管区コミラ県にてハルタルを実施する旨発表しました。
3.既に、お知らせしておりますとおり、BNP率いる野党20党連合は、6日より無期限にて、全国規模の道路、鉄道、水上交通の封鎖を実施しており、ダッカ市内をはじめ各地で衝突等が発生し、多数の死傷者が出る事態となっています。
4.つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、今後、事態の推移によっては、突発的にハルタルなどの抗議行動が実施される可能性がありますので、引き続き、新聞、ニュース、インターネット等から関連情報の収集に努めて頂きますとともに、不測の事態に巻き込まれないよう、不要不急の外出は控えるようお願いいたします。仮に、外出する際は、抗議デモなどが行われている場所や群衆への接近を避け、周囲の状況に注意した慎重な行動を心掛けるようお願いいたします。 なお、デモ隊や群衆に遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、安全な場所へ退避するよう努めてください。 万一、異常事態に遭遇した場合には、大使館までご一報ください。
【通報先】
○ 執務時間内(日〜木曜日 9:00〜17:45)
大使館(代表)880-2-984-0010
○ 執務時間外(金・土曜日及び祝日)
携帯電話 0961-1886753