2014.12.04
フィリピン:台風22号接近に伴う注意喚起
2014年12月 3日
在フィリピン日本国大使館より
1 日本の気象庁によれば,現在フィリピンの東沖に,強い台風22号が発生し,フィリピンに接近しつつあります。予報では,12月6日に,ミンダナオ地方及びビサヤ地方に上陸する可能性が高くなっています。
2 昨年発生した観測史上最大級の猛烈な台風30号(アジア名:ハイヤン,フィリピン名:ヨランダ)は,ビサヤ地方に上陸し,中心低気圧が通過した地域を中心に多くの人命・家屋を奪い,甚大な被害をもたしました。また,これまでフィリピンではたびたび台風による大きな被害を受けていますので,台風に対する安全対策は非常に重要です。
3 つきましては,フィリピンへ渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に現地の気象情報の収集に努め,被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。 また,台風の影響に伴い,各種交通機関(特に航空機や船)の混乱も予想されますので,ご利用の予定がある場合には,運行状況を利用交通会社に確認することをお勧めします。フィリピンにすでに滞在中の方,特に,台風が通過する地域にお住まいの方は,下記の諸点に留意し,災害被害を避けるための準備や行動など十分な安全対策を速やかに講じるようにしてください。
《 参考 》
日本気象庁(台風情報) : http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン気象庁(PAGASA): http://www.pagasa.dost.gov.ph/
フィリピン国家災害リスク削減委員会(NDRRMC): http://www.ndrrmc.gov.ph/
4 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って
安全確保に努めるとともに,日本の留守家族,マニラの日本大使館またはセブ
及びダバオの領事事務所までご連絡ください。