海外

2020.04.04

ルーマニア)オーストリア,ベルギー,スイス,オランダ,英国,トルコからの入国者は施設において14日間隔離

●ルーマニアから日本帰国等に利用可能な航空便が日々少なくなっています。必要な方は、最新の情報把握に努めてください。

●ルーマニア入国後の隔離措置対象国が,4月3日から更新されました。「レッドゾーン」(施設での14日間の隔離)の対象国が増やされていいます。

●ルーマニアでは、4月3日13時までに、新型コロナウイルスによる感染者合計3,183名、死亡者116名が、確認されています。

●併せて、治安情勢の悪化のおそれにも、引き続き御注意下さい。

●上記の点他、当大使館からお知らせする内容を含めて、関係の措置や情報が頻繁に更新されています。皆様には、最新の状況の把握に引き続きお努めいただけますように、お願いします。

1.(1)現在判明している,ブカレストから比較的容易に日本へ帰国可能な便は,以下のとおりです(4月16日までが判明しています)。

帰国等の出国を予定、検討されている方は、随時最新の状況の把握に努めて下さい(突然の欠航や長期運休、特に経由地点等で乗継ぎができずさらに入国拒否や検疫隔離に遭うおそれもあります。出国便の再確認とともに、最終目的地までの便の運航の確認にも御留意ください。)。

ア 4日(土),9日(木),11日(土),16日(木)に運航予定のカタール航空QR222便(13:15発)でドーハに向かい、ドーハで、QR806便(カタール時間翌02:10発)に乗り継ぐ便

イ 4日(土)に運航予定のブリティッシュ・エアウェイズBA887便(18:50発)又は週に3便(月,木,土曜)運航予定のタロム航空RO391便(12:20発)でロンドンに向かい,ロンドンで、日本航空JL44便(ロンドン時間19:20発)、ブリティッシュ・エアウェイズBA5便(ロンドン時間15:30発)、全日空NH212便(火、木、日に運航。ロンドン時間19:00発)、のいずれかに乗り継ぐ便

ウ  当面の間毎日運航が予定されているウィズエアでロンドン(ガトウィック空港又はルートン空港)に向かい、到着後に地上移動でヒースロー空港に移り、日本航空JL44便(ロンドン時間19:20発)、ブリティッシュ・エアウェイズBA5便(ロンドン時間15:30発)、全日空NH212便(火、木、日に運航。ロンドン時間19:00発)、のいずれかに乗り継ぐ便

オトペニ空港のフライト状況は、以下のリンク先から確認できます。
https://www.flightradar24.com/data/airports/otp/arrivals

(2)ロンドン経由での帰国等を検討されている方で、御必要な方は、「ガトウィック空港からヒースロー空港への乗継ぎの際の留意点」(以下の在英国日本国大使館のホームページに掲載)も、御参照ください。
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00045.html

(3)また、帰国される方は、本邦到着後の諸措置(PCR検査、14日間の待機等)にも御留意下さい。

2.ルーマニア入国後の隔離措置対象国が,4月3日午前0時に更新されました。レッドゾーン(施設における14日間の隔離)が変更(拡大)となっています。

(1)レッドゾーン(帰国後14日間の施設における隔離が義務づけられる)

オーストリア,ベルギー,スイス,フランス,ドイツ,イラン,イタリア,英国,オランダ,スペイン,米国,トルコ(オーストリア,ベルギー,スイス,オランダ,英,トルコが追加されました。)

 (2)イエローゾーン(帰国後自宅等における14日間の隔離が義務づけられる)

その他のすべての国・地域からの渡航者

(公衆衛生局の発表したリスト)
http://www.cnscbt.ro/index.php/liste-zone-afectate-covid-19/1620-lista-zone-02-04-2020/file

3.内務省傘下の戦略コミュニケーション・グループの発表によれば、4月3日13時現在のルーマニア国内での新型コロナウイルス感染者は、合計3,183名、うち、治癒した者は281名、死亡者は合計116名、となっています。

以上の統計は、ルーマニア保健省国立公衆衛生研究所の以下のウェブサイトから最新情報が確認できます。
https://instnsp.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/5eced796595b4ee585bcdba03e30c127

4.新型コロナウイルスの感染に起因する各種情勢の変化等に伴い、治安状況にも通常と異なる状況が生じているおそれがあります。これにも、引き続き十分に御注意下さい。

5.本件に関して、上記の諸点を含めまして、御照会事項がおありの場合には、末尾のお問い合わせ先に、電子メール等でご照会ください。

【参考情報】

1.ルーマニア保健省は、新型コロナウイルス相談専用無料電話回線(Telverde Line。番号0800800358)を設置しています。休日を含めて24時間受け付けています。

従来から運用している112番緊急電話サービスについては、感染の疑いがある場合や緊急事態電話への対応としている由です。

2.保健省を始めとするルーマニア政府当局は、当国における感染拡大防止の各種対策を上記以外にも実施しています。

各種の具体的な詳細については、以下のルーマニア内務省、外務省及び保健省の各ウェブサイトを御参照下さい。

・ルーマニア内務省HP
https://www.mai.gov.ro/

・ルーマニア外務省渡航情報
https://www.mae.ro/travel-alerts/

・ルーマニア保健省HP(中央下にあるList zone afectate COVID-19で、入国後隔離対象となる国が確認できます。)
http://www.ms.ro/

3.(1)新型コロナウイルス予防については、日本の厚生労働省は、以下の三点を奨励しています。

ア 人混みを避ける(飛沫感染の防止)
イ こまめに手洗いをする(石けんを使って20秒以上洗う)
ウ 咳エチケット(マスク、ティッシュ、袖の内側を使う。手を使った場合には、すぐに手を洗う。)
  換気を行うことも良いとされています。

(2)また,日本の新型コロナウイルス感染症対策本部によれば,これまでの集団感染発生の場の共通点から、特に以下の三つの条件が同時に重なる場(「三密」)では、感染を拡大させるリスクが高いと考えられる,としています。こうした局面を出来るだけ避けるように,御注意ください。

ア 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
イ 密集場所(多くの人が密集している)
ウ 密接場面(互いに手を伸ばせば届く距離での会話や発声が行われる)

【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890(大使館が閉館している時間は,業務委託先へ転送されます)
メール:consular@bu.mofa.go.jp

 

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