2025.03.11
ルーマニア|大統領選挙に関する抗議行動の暴徒化の可能性に関する注意喚起
3月9日、ルーマニア中央選挙管理局がカリン・ジョルジェスク氏の大統領選挙への立候補を拒否する決定を下したことを受けて、ジョルジェスク氏の支持者らが中央選挙管理局に集まり、抗議行動を行いました。また、支持者らの一部が暴徒化し、爆竹や敷石を投げるなど治安部隊との衝突に発展したことで、治安部隊の数名が負傷したとも報じられています。
また、この抗議行動を受けて、ジョルジェスク氏の関係者が支持者らに対し鎌や斧、銃などを持って抗議に行くことを促すメッセージを発信している旨報じられています。ジョルジェスク氏の支持者らによる抗議行動では、これまでも参加者の中に刃物等の危険物を所持していたため治安当局に検挙されたことが報じられています。
大統領選挙に関する抗議行動は今後も散発的に発生することが予想されます。抗議行動が暴徒化する可能性も否定できませんので、今後とも各種媒体によりルーマニア国内の抗議行動の動向に留意するとともに、抗議行動に遭遇した際は、危険を回避するためデモ隊から離れるよう注意してください。
【問い合わせ先】 在ルーマニア日本国大使館領事班
電話:+40-21-319-1890 メール:consular@bu.mofa.go.jp