2020.03.22
トルコ 14日以内に68ヵ国に渡航歴のある方は入国不可
●22日午前0時から、65歳以上の方の外出を禁止する通達が発出されました。
●航空便運航停止対象国が大幅に拡大されました。
●短期渡航者または帰国予定の在留邦人におかれましては、早期の帰国についてもご検討願います。
●状況は極めて流動的なため、最新情報の入手に努めてください。
1 21日、トルコ内務省は22日午前0時から、65歳以上の方の外出を禁止する旨発表しました。加えて、トルコ航空及びペガサス航空は65歳以上の方の搭乗を認めない旨決定しました。該当する邦人におかれては、下記発表をご確認願います。
トルコ内務省発表(トルコ語):
https://www.icisleri.gov.tr/65-yas-ve-ustu-ile-kronik-rahatsizligi-olanlara-sokaga-cikma-yasagi-genelgesi
2 21日、トルコ政府は航空便運航停止対象国として、新たに46か国を指定し、合計68か国としたことを公表しました。これにより、欧州や中東諸国の殆どに加え、新たにアジアやアフリカ、中南米諸国の一部も指定されましたが、現時点で日本は対象となっておりません。
これら68か国(注:本メール末尾参照)との直行便が停止されるとともに、直近14日以内にこれら68か国に渡航歴がある場合、トルコ行き航空便への搭乗やトルコ入国が認められない可能性があります。
3 現在、トルコ航空は各国へのフライトを一時停止または減便しつつあり、これまで毎日運航していた本邦直行便も、一部減便が始まっております。また、予約済フライトがキャンセルされた場合でも、予約者に航空会社や代理店から連絡が入らないケースも発生していますので、予約したフライトの運航につき再確認をお願いします。
(参考1:トルコ航空日本便の検索:トルコ航空ホームページ)
https://www.turkishairlines.com/ja-int/
(参考2:一時停止中のトルコ航空フライト一覧)
https://www.turkishairlines.com/en-tr/announcements/coronavirus-outbreak/cancelled-flights/
4 さらに他国経由での本邦帰国も、現在選択肢が相当限られることから、今後のトルコ航空の運航状況によっては、帰国自体が困難となるおそれがありますので、短期渡航者または帰国予定の在留邦人におかれましては、早期の帰国もご検討いただけますようお願いします。
5(1)21日夜、コジャ保健大臣の発表によれば、累計感染者947名、累計死亡者21名となっております。
(2)トルコ内務省によれば、22日午前0時からレストラン店内での飲食を禁止する旨公表されました(持ち帰り及び宅配サービスは利用可能)。
6 その他注意事項等については、当館からの以前の領事メールをご参照願います。
https://www.tr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00015.html
7 新型コロナウイルスをめぐる状況は極めて流動的ですので,本情報の内容から更に変更されている可能性もあります。最新の情報を十分に確認してください。
(注)68か国・地域一覧
(欧州)
イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、英国、アイルランド、ベルギー、オランダ、スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スイス、オーストリア、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ウクライナ、スロベニア、コソボ、ラトビア、モルドバ、モンテネグロ、北マケドニア、北キプロス
(中央アジア及びコーカサス)
カザフスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア
(中東・北アフリカ)
イラン、イラク、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、オマーン、ヨルダン、クウェート、レバノン、アルジェリア、チュニジア、モロッコ
(サブサハラ・アフリカ)
ケニア、コートジボワール、スーダン、アンゴラ、モーリタニア、カメルーン、チャド、ジブチ、赤道ギニア、ニジェール
(アジア)
中国、台湾、韓国、フィリピン、モンゴル、インド、バングラデシュ、ネパール、スリランカ
(北米、中南米)
カナダ、コロンビア、ドミニカ共和国、ペルー、エクアドル、パナマ、グアテマラ
【問い合わせ先】
在トルコ日本国大使館
代表電話:0312-446-0500(領事班内線番号:291,258)
FAX :0312-437-1812
メール:ryoji@an.mofa.go.jp
○大使館ホームページ:https://www.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/