2020.03.19
トルコ 14日以内にアゼルバイジャン、ジョージアに渡航歴のある方は入国不可
●18日夜、保健大臣は新型コロナウイルスへの新たな感染者93名が確認され、感染者は計191名に、また同ウイルスによる死亡者は2名となったことを発表しました。
●当局によれば、既に対象とされている20カ国(注)に「アゼルバイジャン及びジョージア」の2カ国を加えた計22カ国に、直近14日以内に渡航歴のある外国人(日本人含む)に対し、トルコ入国を認めない措置を講じています。
(注)中国、韓国、イタリア、イラン、イラク、ドイツ、フランス、スペイン、ノルウェー、デンマーク、ベルギー、オーストリア、スウェーデン、オランダ、英国、アイルランド、スイス、サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦
●報道によれば、トルコ政府はギリシャとブルガリアの国境において,両国への陸路又は海路での旅客の出入国を禁止したとのことです。
●本邦からトルコへの直行便については、(1)発熱やひどい咳など疑わしい症状がなく、(2)上記制限22カ国に直近14日以内の渡航歴がない限り、現時点で制限は確認されておりません。
ただし、トルコ航空はこれまで本邦直行便を毎日運航していましたが、今後減便されるとの情報があります。詳しくは航空会社にご確認ください。
トルコ航空ホームページ:https://www.turkishairlines.com/ja-int/
●18日、日本外務省は、トルコ含む全世界に対し「感染症危険情報(レベル1)」を発出しました(欧州やイラン等に対してはレベル2または3を発出)。本邦からの直行便含め、出発地問わずトルコ行き航空便への搭乗を予定している短期渡航者におかれては、予約していた便への搭乗や、トルコへの入国が突然認められなくなる恐れがありますので、経路変更を含む旅行日程の見直しを検討してください。
18日付全世界感染症危険情報:https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/info0318.html
●18日、安倍総理は、総理大臣官邸で第20回新型コロナウイルス感染症対策本部を開催しました。同会議において、欧州諸国、イラン及びエジプトの38カ国からの入国者に対しては、検疫所長の指定する場所での14日間の待機要請及び国内における公共交通機関の使用自粛要請を行うことが決定されました(現時点ではトルコはこの38カ国の対象国に含まれておりません。)。
参考:首相官邸ホームページ(pdfファイル)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/th_siryou/sidai_r020318.pdf#page=10
●その他注意事項等は16日付第9報をご確認ください。
第9報:https://www.tr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00027.html
●関連サイト
(1)厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ア 新型コロナウイルスを防ぐには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf
イ 一般的な感染症対策について
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf
(2)国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
(3)外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
【問い合わせ先】
在トルコ日本国大使館
代表電話:0312-446-0500(領事班内線番号:291,258)
FAX :0312-437-1812
メール:ryoji@an.mofa.go.jp
○大使館ホームページ:https://www.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/
○外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp/