2019.12.25
ルーマニア 2020年以降のブカレスト市の交通・環境規制の導入について
●明2020年以降,ブカレスト市の交通規制及び環境対策が強化される見込みとなりました(車両の年式により段階的に、通行禁止区域や「酸素税」が導入されます。)ので、お知らせします。
(この措置に関する市議会の決定(本年10月24日)では、措置の導入は2020年年始からとされています。その後(12月9日)ブカレスト市長が、実際の適用開始は2020年3月に延期するとの発表をしていますが、この発表の法律的な効果は明確ではありませんので、御注意をお願いします。(今後さらに進展のあります場合には、その段階でまた伝えします。))
1.今般ブカレスト市議会は,交通規制及び環境対策として、一定の車両に対する通行規制及び「酸素税」の導入を行う、次のような措置を決定しました(本年10月24日)。
まず2020年1月1日から,新たに設定された「大気対策エリア」内において,2000年以前に生産された一部の車両の通行が禁止されるとともに,2005年以前に生産された車両に「酸素税」が課されることが規定されています。
また、この規制は段階的に強化される予定で,当面の最終的には、2024年1月には,2005年以前に生産された車両のブカレスト市全域への乗入れが禁止されることが規定されています。
当館HPの以下のリンク先により詳細な説明を掲載しましたので,こちらも御参照ください。
(リンク先の記載)
https://www.ro.emb-japan.go.jp/files/000553018.pdf
2.この措置は、上記の市議会決定によれば2020年1月1日からの適用とされていますが,他方で、ブカレスト市長は、その後(12月9日)、1月及び2月は周知するための期間として,実際の適用は3月から行うと述べています。しかし、後者(市長の発表)の法的な効果は明らかではありませんので、御注意をお願いします。何か進展がある場合には、その段階でまたお伝えします。
車両を使用される方におかれては,本件以外にも最新の交通規制等を確認しつつ、安全等に十分注意されますよう、改めましてお願いします。
【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890
メール:consular@bu.mofa.go.jp
【問い合わせ先】
在ルーマニア日本国大使館領事部
電話:+40-21-319-1890
メール:consular@bu.mofa.go.jp