2019.12.23
フィリピン 台風29号(フィリピン名:ウルスラ) の上陸に際しての注意喚起
【ポイント】
○現在,台風29号(フィリピン名:ウルスラ)が,フィリピン・ビサヤ地方及びルソン島南部に上陸する見込みです。
○最新の気象情報を入手し、災害や事故に巻き込まれないよう,適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
2019年12月23日
在フィリピン日本国大使館
1 フィリピン気象庁によれば,現在,発生している台風29号(フィリピン名:ウルスラ)は,23日午前11時現在(当地時間)で,ビサヤ地方南スリガオ州の北東790kmにあり,時速30kmの速さで西北西に移動しています。
明日(24日)からビサヤ地方及びルソン島南部を通過するとの予報が出ており,強風・大雨による影響を与えると推定されています(熱帯低気圧警告レベル1)。
2 また,日本国気象庁によると,中心の気圧は1000ヘクトパスカル,中心付近の最大風速は18メートル/秒,最大瞬間風速25メートル/秒,中心から330km以内では強風域(風速15メートル/秒以上)と発表しています(日本時間23日午前12時40分発表)。
3 この台風の来襲に伴い,強風や豪雨,高潮,高波のみならず,場合によっては洪水・土砂崩れ等による人的・物的被害のほか,各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあり,注意が必要です。
4 つきましては,台風29号の通過する可能性がある地域に渡航・滞在を予定されている方及び既に滞在中の方は,下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の台風情報や現地の気象情報の入手に努め,災害や事故に巻き込まれないよう,適切な安全確保に努めてください。
《参考ウェブサイト》
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン気象庁(PAGASA):http://www.pagasa.dost.gov.ph/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/
5 万一災害に巻き込まれた場合は,現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに,ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・領事事務所に連絡してください。
6 海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html 参照)
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, Philippines
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7th floor, Keppel Center, Samar Loop cor, Cardinal Rosales Ave., Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話:(市外局番032)231-7321
FAX:(市外局番032)231-6843