2014.05.23
ブラジル:リオ州文民警察の労働組合ストライキについて(続報)
在リオデジャネイロ日本国総領事館より
2014年5月22日
リオ州の安全情報(2014年21号)
リオ州文民警察の労働組合ストライキについて(続報)
5月21日(水)午前0時より24時間のストライキに入っていたリオ州文民警察の労働組合は、さらに24時間のストライキ延長を決定しました。 23日午前0時(本22日深夜)までは、リオ州内の文民警察は30%の公務を確保した上での運営となります。 文民警察労働組合によれば、午前10時現在、労働組合代表が州知事との協議に入っており、その結果踏まえ、明日以降もストを継続するか否かの判断を行う予定です。
22日、リオ市内の観光客の被害届けの受理を一元管理する、文民警察観光部隊(レブロン地区)に問い合わせたところ、午前9時現在、同部隊の窓口は開いており、より重要度の高い犯罪を優先に被害届けの受理に当たっているとのことです。
昨日のストライキにより、リオ州の治安に大きな乱れはありませんでした(一般治安維持に当たる軍警察は通常通り稼働)が、文民警察業務(被害届けの受理・犯罪捜査等)の縮小により、被害に遭った際に適切な対応をしてもらえない等の影響も考えられます。
したがいまして、ストライキが継続している間は、リオ州の安全情報(2014年20号)でもお知らせしたとおり、
○ 不要不急の外出は避ける
○ 普段以上に安全に対する配慮を心がける
よう、よろしくお願いします。