2019.08.09
フィリピン 北ルソン島におけるISのテロ攻撃の可能性に伴う注意喚起
●IS系グループが北部ルソン島の商業施設及びキリスト教会を狙ったテロ攻撃の可能性があるという内容の文書がフィリピン国軍から流失したとの報道があり,その後,フィリピン国軍・国家警察は否定的な情報であるとしつつも,注意を呼びかけています。
●また,8月11日から14日頃までは,イスラム教の犠牲祭に当たります。
●そのため,上記期間及びその前後は,イスラム過激派組織によるテロの発生等に特に注意する必要があります。
●最新の情報入手に努め,標的とされている商業施設やキリスト教会のほか,公共の場所,公園など不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払ってください。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在フィリピン日本国大使館
1 IS系グループが,北部ルソン島(イロコス州ラオアグ,南イロコス州ビガン,ガガヤン州トゥゲガラオ及びパンガシナン州マナオグ)商業施設及びキリスト教会を狙ったテロ攻撃の可能性があるという内容の文書がフィリピン国軍から流失したとの報道があり,その後,フィリピン国軍・国家警察は否定的な情報であるとしつつも,セキュリティ上の注意を呼びかけています。
2 また,8月11日から14日頃までは,イスラム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー,一部の地域ではクルバンやタバスキとも言われます)に当たります。
3 上記事情が重なる8月11日から14日頃及びその前後は,イスラム過激派組織によるテロの発生等に特に注意する必要があります。そのため,標的とされている商業施設やキリスト教会のほか,公共の場所,公園など不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払ってください。
また、最新の関連情報の入手に努めるとともに、緊急事態に備え,携帯電話等の連絡手段を確保するようにしてください。
4 海外渡航の際には,万一に備え,家族,友人,職場等に,日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は,現地在外公館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に現地在外公館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html)
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
電話: (63-2) 551-5710
FAX : (63-2) 551-5780
ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話: (63-32) 231-7321
FAX : (63-32) 231-6843