2019.04.12
スーダン 軍による統治の開始
●現在、ハルツームでは各所に軍が配備し、間もなく重要な声明を発表するとのことで、軍が統治権を握ったとの報道もあります。これを受けて、民衆が軍総司令部前等に集結しておりますが、今後の声明や進展次第では、再び混乱が予想されます。
●ハルツーム官庁街及び軍本部周辺はもちろん、それ以外の地域もや軍・政府関連施設等には近づかず、週末にかけてもかなり不安定な情勢が予想されることから、外出は控えるようにしてください。また、旅行を予定されている方はスーダンへの入国を控えることをお勧めいたします。
本11日(木)、メディアを通じ国軍から重要な声明を表明する旨の発表がされました。
現在、ハルツームでは各所に軍が配備され、治安をコントロールしているようであり、国内全土において軍が統治し始めたとの報道もあります。
数カ所では、デモを鎮圧していた治安情報庁(NISS)と軍との衝突もあったようですが、現在は平穏な状態となっております。
これを祝福するような形で、多くの民衆が上記軍本部前を目指して集結してる姿も見られます。
一方、ハルツーム空港は手続き等は正常に開いているようですが、離陸を見合わせている状況もみられ、通常のオペレーションは行われていない状況です。
ただし、今後の軍による声明や進展次第では、再び情勢が混乱する可能性も高いですところ、皆様におかれましては、官庁街(ダウンタウン)及び国軍総司令部周辺には近づかないことはもちろん、スーダン全土各地でも未だ情勢の見通しが立たない中、不要不急の外出を避け、安全な場所に待機するよう心がけ、週末以降にかけても最新情報の入手に努め、警戒を怠らないようお願いいたします。
また、旅行を予定されている方はスーダンへの入国を控えることをお勧めいたします。
【問い合わせ先】
在スーダン日本国大使館
電話:+249(1)83 471601/2
メール: contact@kt.mofa.go.jp