海外

2025.03.28

南スーダン|国内情勢についての注意喚起

ポイント
  • 南スーダンの内政をめぐり、キール大統領派とマシャール第一副大統領派との間での対立と緊張が一層高まっており、上ナイル州を中心に両派の間の武力衝突が拡大しています
  • 南スーダンには全土に退避勧告(レベル4)を発出しています。どのような目的であれ、渡航は止めてください。既に滞在されている方は、最新の情報を入手しつつ、出国が可能な場合は同国からの出国を検討してください

3月3日以降、上ナイル州ナシル(Nasir)他において、キール大統領を支持する南スーダン人民防衛軍(SSPDF)とマシャール第一副大統領を支持する反主流派(SPLM-IO)と関係するとされる武装若者グループ(ホワイト・アーミー)との間で発生している衝突を機に緊張が高まっています。7日には、SSPDFの退避を支援する国連ヘリが攻撃され、国連職員1名他SSPDF現地部隊司令官等複数名が死亡しました。これに対し、同州ではSSPDFによる空爆等が続けられているほか、現地住民に対して政府による退避命令が発出されています。

現在、南スーダンに滞在されている方は、在南スーダン日本国大使館が緊急時に連絡できるよう、在留届登録 又は たびレジ に登録されている連絡先が最新のものであることを確認してください。


3/28(金)更新

ジュバ市及びその周辺(ジュバ国際空港を中心として概ね半径20km以内)を レベル4 に引き上げられました。
その結果、南スーダン全土にレベル4(退避勧告)を発出します。つきましては、南スーダンへの渡航はどのような理由であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに退避してください。


3/27(木)更新

現地報道によれば、3月26日夜、リアク・マシャール南スーダン第一副大統領は妻であるアンジェリーナ・テニー内務大臣とともに南スーダン人民防衛軍(SSPDF)及び国家治安局(NSS)によって自宅で逮捕・拘束されたと伝えられています。すでに石油大臣を含む非主流派(SPLM-IO)の要人逮捕が相次いでおり、3月24日から26日にかけて首都ジュバ近郊においてもSSPDFとSPLM-IOの衝突が3件報告されています。

ジュバ市内でもさらに緊張が高まり、SSPDFとSPLM-IO同士の衝突を含め今後急速に情勢が悪化する恐れがあることから、以下の点に留意しつつ安全確保のための行動を徹底してください。

  • 不要不急の外出は控え、特に政府関連施設や政治集会の可能性がある場所には近づかない
  • 治安情報を日本大使館や信頼できる現地情報源から随時収集し、安全に関する最新情報を常に把握する
  • 万が一トラブルや危険を感じた場合は、直ちに日本大使館や関係機関へ連絡し指示に従うい
  • 周囲の情勢変化に対して警戒を怠らず、身の安全を最優先とする


3/26(水)更新

3月24日から26日にかけて、ジュバ西部ウンリット(Wunlit)(24日)、ジュバ西部ランブール(Rambur)(25日)、ジュバ南部レジャフ(Rejaf)(26日)で南スーダン人民防衛軍(SSPDF)と反主流派(SPLM-IO)の衝突が発生しました。また、キール大統領の要請を受けて、ウガンダ人民防衛軍(UPDF)が派遣され、ジュバ市内および近郊を含む各地で展開しています。したがって、ジュバにおいても今後情勢が急速に悪化する恐れがあります。

在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に十分ご留意いただきますようお願いいたします。

  • 現地の報道、インターネット、SNS、新聞などを活用し、衝突状況や関連の治安情報を随時確認してください
  • 衝突が発生したエリアやその周辺、あるいは不測の事態が起こり得る可能性が高い場所への立ち入りは絶対避けてください
  • やむを得ず外出する際は周辺の様子を常に確認し、付近に不審な動きや集団等がある場合は速やかに安全な場所へ移動してください
  • 万一の際に備え、ご家族・知人・勤務先などとの連絡体制を改めて確認してください。緊急時には、在南スーダン日本国大使館に速やかにご連絡ください
  • 出国が可能な状況にある場合には、早期に安全な地域・国へ出国することをご検討ください。航空券の確保や交通手段、宿泊先などについては迅速に情報収集を行い、万が一に備えて事前に準備を進めてください

在留邦人の皆様におかれましては、情勢が刻一刻と変化する可能性があることを念頭に置き、安全対策を最優先として行動いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

なお、外務省は、南スーダンの危険情報を首都ジュバについては「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」、その他の地域については「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。



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在南スーダン日本国大使館
住所:Plot No. 514, 3-K, Tongping, Juba, South Sudan
大使館代表E-mail: inquiry@ju.mofa.go.jp
領事警備班代表E-mail: ssd-ryoji@ju.mofa.go.jp
ホームページ: https://www.ss.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
facebook: https://www.facebook.com/embassyofjapan.ss/?ref=embed_page

《緊急時連絡先》
領事警備班
携帯電話:+211-922-671-507(吉田)E-mail: shoichi.yoshida-2@mofa.go.jp
携帯電話:+211-922-671-506(長谷川)E-mail: yosuke.hasegawa@mofa.go.jp
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