2019.02.24
スーダン 非常事態宣言の発出
●昨晩、バシール大統領が演説を行い、1年間の非常事態宣言が出されました。
●連邦政府と各州政府が解散される旨報じられ、政府機能等に一部影響が生じる可能性があります。
●これを受け、昨晩も各地でデモが行われたほか、今朝もデモが呼びかけられるなど、改めて緊張が高まる可能性があります。
報道等によると、昨晩、昨今の長引く抗議行動に対処すべく、バシール大統領が1年間の非常事態宣言を発出しました。
また、連邦政府及び各州政府が解散され、国防大臣や司法大臣、外務大臣等は留任しましたが、首都をはじめ各地で政府機能に一部影響が生じる可能性があります。
現時点で、具体的な情報の把握には至っておりませんが、今後、反政府勢力等の反発も予想され、デモが活発になる可能性もある中、今まで以上に治安部隊が実力行使に出る可能性が大きく、大規模な衝突も否定できません。
皆様におかれましては、最新の情報収集に努めつつ、今後の政治及び治安情勢には十分注意し、デモの現場や人が集まるような場所はもちろん、政府系機関や治安当局関連施設等には可能な限り近づかないようお願いいたします。
また、不足の事態に備えて、最低限の備蓄品を揃えておくほか、外出する際にも、可能な限りパスポートやID等を携帯するよう心がけて下さい。
【問い合わせ先】
在スーダン日本国大使館
電話:+249(1)83 471601
メール: contact@kt.mofa.go.jp