2016.11.11
スーダン 抗議活動拡大の可能性
2016年11月10日
在スーダン日本大使館
石油製品の値上げ等に対する抗議活動拡大の可能性(注意喚起)
11月3日、スーダン政府は石油製品(ガソリン、軽油等)の値上げを含む新たな経済政策を発表したことに対し、スーダン国内各地においてはこの政策に対する抗議活動が発生している状況が見られています。首都ハルツームにおいてもブリ地区や南部のアルシャジャラ地区をはじめ、ハルツーム大学等において抗議活動が発生しており、引き続き、スーダン各地で抗議活動が発生する可能性があります。
これらの抗議活動は、突発的に発生することも多く、事前に予想することが困難であることから、デモや抗議活動が行われる可能性のある地区には近づかないこと、更には多くの人が集まる場所は出来るだけ避けることが巻き込まれないために重要となります。
具体的には、モスクやスーク、バスターミナルなど現地の方が多く集まる場所から抗議行動へと発展するケースが考えられることから、これらの場所周辺に行かれる際は細心の注意を払うとともに、情勢によっては避けることも必要となります。
過去の例から特に金曜日の礼拝後や夜間帯にあっては、デモや抗議活動の発生が起こりやすいことから、在留邦人の皆様方にあっては、最新の情報収集に努めていただくとともに、抗議活動が発生した際は、不要不急の外出は避け、抗議活動を行っていると思われる多数の群衆が集まっている場所には近づかない等、巻き込まれることのないようくれぐれも注意願います。
必要があって外出をされる場合は、治安当局の警戒が強化されていることもあり、旅券・IDカード等の身分証明書、携帯電話は必ず携行するようにしてください。また、これらの抗議活動をカメラで撮影した場合には治安当局に拘束される恐れがありますので絶対にしないようお願いいたします。
緊急の際には、下記の在スーダン日本大使館までご連絡願います。
※連絡先
在スーダン日本大使館 +249-1-8347-1601~2
夜間等緊急連絡先(領事携帯)+249-(0)9-1230-0662