2015.07.01
ギリシャ渡航時の現金携行について(注意喚起)
在ギリシャ日本国大使館より
2015年6月30日
1. 6月29日、ギリシャ政府は、債務問題に関連し国内銀行の休業と預金の引き出しを制限する資本規制を発表しました。
これにより現金(ユーロ)の不足が懸念されます。
ギリシャ政府は、クレジットカードやデビットカードによる取引に制限はない等としていますが、店舗においては現金のみ支払い可能とする場所もあります。
空港等の外貨両替所についても現金不足により換金できない状況も考えられます。
2. つきましては、ギリシャに渡航される際は相当額の現金(ユーロ)を持参されることをお勧めします。
3. なお、ギリシャではかねてから、地下鉄の駅、車両内でスリ被害に遭う事案が連続的に発生しています。
特に発生が多いのは空港及びシンタグマ駅周辺となっており、混雑時に被疑者グループに囲まれて貴重品を窃取されていますので、地下鉄に乗車の際はバッグや貴重品を手で押さえる、荷物から目を離さない、混雑時は人に囲まれないような位置に乗車するなど自己防衛に努めるようにして下さい。