2024.11.29
ギリシャ|悪天候「ボラ」に係る注意喚起
ギリシャ気象庁によれば、11月29日(金)夜から12月2日(月)にかけて、ほぼ全国的に大雨・豪雨、また、特に北部における強風と降雪が予想され、警戒を呼びかけています(3段階の警戒レベル(黄色、オレンジ、赤)のうち警戒レベル3(赤)、悪天候「ボラ」と命名)。詳細は以下のとおりです。
予想されている悪天候
■大雨及び豪雨
・マケドニア中部・東部、トラキアで、30日(土)早朝から2日(月)朝
※マケドニア中部(ハルキディキ、テサロニキ、ピエリア、イマシア)では、30日(土)午後から1日(日)午後にかけて特に豪雨が見込まれている。
・イオニア諸島、イピロス、中央ギリシャ西部で、29日(金)夜から30日(土)夕方
・ペロポネソス半島西部・南部で、30日(土)早朝から同日夜
・テッサリア、スポラデス諸島、東エーゲ海諸島、ドデカニサ諸島で、30日(土)午後から2日(月)朝
・中央ギリシャ東部(アッティカ県含む)、エヴィア島で、30日(土)午後から1日(日)朝
・クレタ島西部、キクラデス諸島で、30日(土)昼から1日(日)早朝
■強風
・マケドニア中部・東部、トラキアで、30日(土)午後から1日(日)夕方
■降雪
・マケドニア、イピロスの山間部で、30日(土)午後から1日(日)午後
ギリシャ気候危機・市民防災省は、悪天候に対して以下の予防措置を呼びかけています。また、地域別に必要に応じて、携帯電話への緊急メッセージを「112番」から送信するとしています。
・テレビ、ラジオ等を通じて最新情報の入手に努め、当局の指示に従う
・悪天候の際には、不要不急の外出を一切控える。
・海域・沿岸部での活動は避ける。
・氾濫した沢や道路は、車でも徒歩でも一切横断しないこと。
・強風の際は、大きな木や標識等、倒れたり落下の危険性のあるものに近づかない。また、その下に駐車をしない。
・一部地域では車のタイヤチェーンの搭載等の滑り止め対策が義務化される場合があります。チェーンの搭載(降雪時は装着)がない場合は、違反金が課されることもあります。
・危険な時は、「112番」(緊急サービスに繋がる欧州共通緊急番号)または「100番」(警察)、「199番」(消防庁)、「166番」(救急救命)に連絡する。
ギリシャに滞在中の方におかれましては、以下ウェブサイト等から最新の気象情報の収集に努め、当局のアドバイスに従って行動するなど身の安全を確保してください
<参考サイト>
○ギリシャ気候危機・市民防災省
https://www.civilprotection.gr/el
○ギリシャ気象庁
http://www.emy.gr/emy/el/
在ギリシャ日本国大使館(領事部)
Embassy of Japan in Greece
46, Ethnikis Antistasseos St., 152 31 Halandri
電話 :210-670-9910, 9911
FAX :210-670-9981
メール :consular@at.mofa.go.jp
ホームページ :https://www.gr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html