2025.03.05
スペイン|悪天候に関する注意喚起(3/5更新)
3/5(水)更新
スペイン内務省は、スペイン本土の地中海沿岸地域、アンダルシア州西部、カナリア諸島において、非常に強く持続的な雨に対する警戒を3月7日(金)まで維持するとしています。
スペインに滞在中の皆様におかれましては、最新の気象情報等の収集に努め、安全を確保するよう十分ご注意ください。
スペインでは、今週、特に地中海沿岸地域、アンダルシア州、カナリア諸島で、強い雨が予想されています。
スペイン内務省は、こまめに最新の気象情報を確認するよう市民に呼びかけています。
3月3日(月)は、マラガ県内陸部、バレンシア州、タラゴナ県南部で最も多くの雨が降ると予想されます。また、アンダルシア州西部でも、強い雨または非常に強い雨が降ると予想されます。
3月4日(火)は、イベリア半島の東部3分の1、特にバレンシア州とタラゴナ県南部で大雨が予想されています。
3月5日(水)及び 6日(木)は、バレンシア県とカステジョン県で最も多くの降水量が予想されています。
また、イベリア半島の南東端周辺(アルメリア県及びムルシア県)で大雨が予想されています。
3月7日(金)は、イベリア半島の北東部、中央山脈、イベリア半島の南西部、ジブラルタル海峡周辺が悪天候の影響を受ける地域と予想されています。
また、カナリア諸島においても、3月3日(月)及び4日(火)は、局地的に非常に強い雨が降る可能性があるとされています。
スペイン内務省はこまめに最新情報を確認することが最も効果的な対策であるとして、公的機関が発出する勧告に従うことを推奨するとともに、強風対策として下記の事項を推奨しています。
・ドアや窓、公道に落下する恐れのあるすべての物を固定し、コーニス、樹木、壁、建設中の建物、クレーンなど、倒壊する恐れのあるものには近づかないことが望ましい。
・運転している場合は、特にトンネルを抜けるとき、追い越し、対面通行の道路で大型車と交差するときなどに十分注意する。
・道路上の障害物の存在に注意する
・海の近くにいる場合は、強風による高潮やうねりの影響を受ける可能性のあるビーチやその他の低地には近づかない
・波の影響を受ける可能性のある場所には車を駐車しない。
・このような状況では、海は異常な状態となり、海の近くにいれば、波にさらわれる可能性がある
・大波の壮大な景色を前にして命を危険にさらさない
(参考)スペイン内務省ウェブページ
https://www.interior.gob.es/opencms/es/detalle/articulo/Proteccion-Civil-y-Emergencias-alerta-de-un-temporal-en-la-peninsula-y-Baleares/
つきましては、スペインに滞在中の皆様におかれましては、下記のウェブサイト等から最新の気象情報の収集に努め、非常時の備えを確認し、安全を確保するようにしてください。また、移動・外出の必要がある場合は天気や交通状況等を十分確認し、その是非を慎重に検討してください。
○スペイン内務省市民保護・緊急事態局の警報マップ
https://ran-vmap.proteccioncivil.es/
○スペイン気象庁(AEMET)ウェブサイト
http://www.aemet.es/es/eltiempo/prediccion/avisos?w=hoy
○スペイン交通総局(DGT)ウェブサイト
https://www.dgt.es/inicio/
在スペイン日本国大使館
電話:+(34)91-590-7600(代表)
ホームページ:https://www.es.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html