海外

2025.02.18

ギリシャ|サントリーニ島周辺における地震への警戒(2/18更新)

2/18(火)更新

2月17日にマグニチュード5.1の地震が発生しました。
現時点で地震による人的被害等の報道や発表はありませんが、サントリーニ島のアテネ行きフェリーが発着するアシニオス港湾及び西南部のコキ二・パラリア海岸において地滑り・山崩れが発生しています。

報道によると、地震への予防的措置として、サントリーニ島、アナフィ島、イオス島、アモルゴス島において、2月21日(金)まで保育園や学校を休校するとのことです。

また、サントリーニ市は同市による室内イベントの開催を21日(金)まで禁止するとのことです。


2/10(月)更新

ギリシャ気候危機・市民保護省及びアテネ天文台・地球力学研究所によると、サントリーニ島及びその北東にあるアモルゴス島の間の海域において1月末から地震が多発しており、2月9日には地震の規模(マグニチュード)5.0の地震が発生しました。 現時点で地震による人的被害等の報道や発表はありませんが、報道によると、サントリーニ島のアテネ行きフェリーが発着するアシニオス港湾及び西南部のコキ二・パラリア海岸において地滑り・山崩れが発生しています。

報道によると、地震への予防的措置として、サントリーニ島、アナフィ島、イオス島、アモルゴス島において、14日(金)まで保育園や学校を休校するとのことです。また、パロス島、ナクソス島等、その他キクラデス諸島でも12日(水)頃まで学校を休校するとのことです。


2/7(金)更新

現地時間の5日夜、これまでよりも強い揺れがあり、ギリシャ政府は6日に非常事態を宣言しました。
同島の住民や観光客は既に島外に避難しており、非常事態宣言は3月3日まで継続されます。


2/6(木)更新

ギリシャ気候危機・市民保護省及びアテネ天文台・地球力学研究所によると、サントリーニ島及びその北東にあるアモルゴス島の間の海域において1月末から地震が多発しており、2月5日には地震の規模(マグニチュード)5.2の地震が発生しました。

現時点で地震による人的被害等の報道や発表はありませんが、報道によると、サントリーニ島のアテネ行きフェリーが発着するアシニオス港湾及び西南部のコキ二・パラリア海岸において地滑り・山崩れが発生しています。

ギリシャ政府は5日に会見を行い、次のことを述べました。
また、首相は住民等に対して、当局に協力し冷静さを保つよう呼びかけました。

・政府は地震現象を連日観察・評価している。震源周辺地域では地震による揺れが今後一定期間続く可能性がある
・政府として体制は整っており、震源周辺地域における各種対策を行っている。ハイリスクグループ人口の緊急避難体制の準備、海軍、海上警察、緊急レスキュー隊、ヘリコプターの待機、建造物の耐久性の検査、避難場所の指定、電力会社・通信会社との連携等。

ギリシャ気候危機・市民保護省は、引き続き、地域を監視、必要に応じて発表を行っていくとともに、次のことを呼びかけています。

・室内における大人数の集会を避ける
・崩壊等の恐れがある古い空家等に近づかない
・地震の時に危険なものを建物から撤去する。また、プールの水を除去する
・大きな地震の際には、すぐに海岸から離れる
・サントリーニ島の市内及び郊外において、険しい地形や地滑り・山崩れの可能性のある場所を避ける
 ・次の地域は、特に地滑り・山崩れの危険性が高いため、極力避けること:

(1)サントリーニ市内パレオス・リメナス(オールド・ポート)及びケーブルカー周辺
(2)サントリーニ市内アシニオス港湾(アテネ行きフェリー発着港湾)及び同港湾から北部シロステファ二地域への公道
   ※アシニオス港湾には、船舶への乗船・下船時を除き極力近づかず、とどまらないこと
(3)イア市東南部アムディ海岸地域
(4)イア市西南部アルメ二海岸地域
(5)シラシャ島東部コルフォス地区及び東南部修道院の周辺 (シラシャ島は、サントリーニ島の西部に位置する有人島です)

サントリーニ島では過去には規模の大きな地震が発生したこともあり、津波発生の危険もあります。
つきましては、サントリーニ島及び周辺諸島に滞在中や渡航を予定している方は、ギリシャ当局や報道等から現地の最新情報を入手し、地震の発生に備え、状況に応じて渡航計画を変更・延期することも含め、自身の安全確保に努めてください。


2/5(水)更新

ギリシャ気候危機・市民保護省によると、サントリーニ島及びその北東にあるアモルゴス島の間の海域において1月末から地震が多発しており、2月2日には地震の規模(マグニチュード)4.5の地震が発生しました。

同省によると、同地域にあるア二ドロス島を中心としたプレート運動による地震であり、サントリーニ島等の火山とは関連性がないとのことです。また、現時点において地震による人的被害等の報道や発表はありません。

同省は、地震対策委員会を招集し、地震への予防的措置として、サントリーニ島、アナフィ島、イオス島、アモルゴス島において、3日は保育園や学校を休校するとしています。また、報道によると、パロス島、アンティパロス島、ナクソス島でも学校は休校し、室内公共イベントがキャンセルされているとのことです。

引き続き、地域を監視、必要に応じて発表を行っていくとともに、今回の地震活動に関して次のことを呼び掛けています。

・室内における大人数の集会を避ける
・崩壊等の恐れがある古い空家等に近づかない
・サントリーニ島のパレオス・リメナス港湾(サントリーニ市内「オールド・ポート」)、アムディ港湾、アルメニ港湾、コルフォス港湾に極力とどまらない
・地震の時に危険なものを建物から撤去する。また、プールの水を除去する
・サントリーニ島の市内及び郊外において、険しい地形や落盤の可能性のある場所を避ける
・大きな地震の際には、直に海岸から離れる

サントリーニ島では過去には規模の大きな地震が発生したこともあり、津波発生の危険もあります。
つきましては、サントリーニ島及び周辺諸島に滞在中や渡航を予定している方は、ギリシャ当局や報道等から現地の最新情報を入手し、地震の発生に備え、状況に応じて渡航計画を変更・延期することも含め、自身の安全確保に努めてください。

<参照>
○ ギリシャ気候危機・市民保護省 2月1日付の発表(ギリシャ語)
https://civilprotection.gov.gr/deltia-tupou/anakoinosi-ypoyrgeioy-klimatikis-krisis-kai-politikis-prostasias

○ ギリシャ気候危機・市民保護省 地震の備え
https://civilprotection.gov.gr/en/odigies-prostasias/seismoi

○ アテネ天文台・地球力学研究所
https://www.gein.noa.gr/en/services-products/recent-seismicity/

○ 欧州・地中海地震学センター
https://www.emsc-csem.org/Earthquake_information/

在ギリシャ日本国大使館(領事部)
Embassy of Japan in Greece
46, Ethnikis Antistasseos St., 152 31 Halandri
電話 :210-670-9910, 9911
FAX :210-670-9981
メール :consular@at.mofa.go.jp
ホームページ :https://www.gr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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