2024.10.22
フィリピン|台風20号「チャーミー」の発生に伴う注意喚起
台風20号「チャーミー」(フィリピン名:クリスティン)がフィリピンの東の海上で発生し、現在ビサヤ諸島北東の海上を北西に進んでおり、10月23日から24日にかけてルソン島北部に上陸する見込みです。フィリピン各地で大雨や強風が予想されており、沿岸部では高潮が発生するリスクが高まっていますので、最新の気象情報を入手し、被害を受ける可能性がある地域に渡航・滞在を予定している方は、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。
1 10月22日、フィリピン東の海上で発生した熱帯低気圧が台風20号(国際名:チャーミー)に発達しました(フィリピンでは、熱帯低気圧「クリスティン」と呼称)。
台風は勢力を強めながら、現在ビサヤ諸島の北東約200kmの海上を北西に進んでおり、10月23日から24日にかけてルソン島北部へ上陸する見込みです。
この台風により、フィリピン各地では大雨と強風が予想され、また沿岸部では高潮が発生するリスクも高まっています。
2 台風の接近・通過の影響により、洪水、土砂崩れ、高潮などによる人的・物的被害が発生する可能性があり、また、航空便を含む各種交通機関の混乱が生じるおそれもあるため十分な注意が必要です。
3 つきましては、この台風による被害を受ける可能性がある地域に渡航・滞在を予定している方は、下記の関連ウェブサイトを参考に、最新の台風情報や現地の気象情報を収集し、台風による被害が予想される場合は渡航・外出を控える、または日程・移動経路や訪問地を変更するなどして、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。既に滞在中の方は、台風による被害に備え、懐中電灯や携帯用ラジオなどを手元に置き、飲料水・食料を備蓄し、家族などに緊急連絡先を知らせるほか、事前に避難場所を確認し、必要に応じて安全な場所に避難するなどの安全対策を講じてください。また、台風通過後も、地盤の緩みに伴う土石流など予測できない複合的な二次災害が発生する可能性があるため注意が必要です。
《参考ウェブサイト》
フィリピン気象庁(PAGASA):https://www.pagasa.dost.gov.ph/
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):https://ndrrmc.gov.ph/
○ 在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
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FAX:(市外局番02)8551-5785
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