2023.12.19
アルゼンチン|各地における暴風雨警報に関する注意喚起
●アルゼンチン気象庁は、ブエノスアイレス市内及び10州に暴風雨等の警報を発出。一昨日夜間に発生した暴風雨の影響により、本日午前6時30分までの時点で、倒木、電線の破損被害、看板の落下等の被害報告が5000件を超えた旨を発表。
●警報が出ている地域では、屋外での活動をなるべく控えるとともに、くれぐれも海岸部、河川、湖等に近づかないようにするとともに、外出の際は頭上の落下物に気をつけてください。
【本文】
1 概要
(1)報道によると、アルゼンチン気象庁は17日の強風警報に加え、本日午前6時頃、新たにブエノスアイレス市内及び10州に暴風雨等の警報を発出しました。
詳細については気象庁HP( https://www.smn.gob.ar/alertas )をご覧下さい。
なお、警報が発出される具体的な地域は、時間と共に変化しますので、ご自身のお住まいの州・地域が該当する場合は特にご注意願います。
【ご参考:本日午前6時時点での警報が発出されていた州・地域】
≪警報レベル:オレンジ≫:激しい雷を伴う暴風雨、大小の雹、短期間に多量の降雨、突風
エントレリオス州全域、サンタフェ州西部及び南東部
≪警報レベル:黄色≫:長引く降雨、所により多量の降水
ブエノスアイレス州(ブエノスアイレス市内全域含む)、サンタフェ州、コリエンテス州、サンティアゴデルエステロ州、フフイ州、サルタ州、チャコ州、コルドバ州、フォルモサ州
※ 警報レベルについて、気象庁においては、黄色(よく情報収集してください:日常生活への一時的な被害を引き起こし得る気象現象となり得る可能性あり)、オレンジ(準備してください:社会、生命、財産及び環境に危険を及ぼす気象現象が生じることが予想される)、赤(公的な指示に従って下さい:緊急事態や災害を引き起こす例外的な気象現象が予想される)に分けている
(2)ブエノスアイレス市政府は、本日午前6時30分までに、倒木、電線の破損被害、看板の落下等の被害報告が5000件を超えた旨を発表しました。また、報道によれば、今回の暴風雨によりアルゼンチン全土で14名の死者が出るなど人的な被害も発生しています。さらに、多くの家屋・建物で停電が発生するなどの二次被害も発生しています。
2 安全対策
(1)警報が出ている地域では、屋外での活動をなるべく控えるとともに、くれぐれも海岸部、河川、湖等に近づかないようにしてください。
(2)17日の暴風雨被害により、各地で生活に大きな影響が発生しており、倒木や家屋の損壊物の飛散により交通状況への影響が発生しております。今後の予報によると、ブエノスアイレス市内では強風が継続するため、二次被害が発生する可能性も否定できません。このため、万一外出する際は飛散物に注意し、特に部上からの落下物(倒木、電線、バルコニー等からの物品の落下)に警戒するようにして下さい。
また、自宅の屋外に設置している物品の飛散防止対策に努めるよう宜しくお願いします。
3 外務省海外安全ホームページのご案内
外務省海外安全ホームページ(リンク下)では、アルゼンチン特有の犯罪様態に対応した防犯対策情報など掲載しておりますのでご確認ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_241.html#ad-image-0
また、邦人が被害に遭ったとの情報に接した場合は、大使館にご一報ください。
【問い合わせ先】
在アルゼンチン日本国大使館 領事班
Bouchard 547 Piso-15, Buenos Aires, Argentina
電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200
ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm
領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp