2022.12.01
台湾|マスク着用等の防疫措置の緩和(2022/12/1~)
11月28日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、マスク着用等の防疫措置を12月1日から緩和することを発表していますので、台湾に在留あるいは訪台を検討している邦人の皆様は御留意ください。
台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/6HMlB14lmBfMTwKhc8h6mw?typeid=9
【仮訳】
12月1日からマスク着用等の防疫措置を適度に緩和する
中央流行疫情指揮センターは本日(28日)、台湾の感染状況が落ち着いてきており、呼吸器感染症の流行が安定していることを踏まえ、防疫と経済及び社会運営を考慮し、また、国内の防疫のキャパシティを維持し、リスクを効果的に管理するため、感染状況の総合的な評価を行った上で、12月1日からマスク着用等の防疫措置を適度に緩和すると発表した。関連規定は以下のとおり。
一、 屋外でのマスク常時着用義務を撤廃する。ただし、年末年始の大規模な屋外イベントのマスク規定は、流行状況の変化に応じて別途検討する予定。
二、 屋内(車両、船舶、航空機等乗り物内を含む)への外出時には引き続きマスクを常時着用する必要があるが、例外的な事情に該当する場合はマスク着用を免除する。
三、 以下の例外的な事情に該当する場合は、屋内でのマスク着用を免除とするが、マスクは携行する必要がある。ただし、関連の症状がある場合や、不特定多数の人との間で対人距離を保てない場合には、マスクを着用しなければならない。
(一) 運動、歌唱、個人・団体写真の撮影。
(二) 自身で車を運転し、車内の同乗者がみな同居家族である場合、または同乗者がいない場合。
(三) ライブ放送、ビデオ撮影、司会、レポート、スピーチ、講演、講義など会話や談話に関する業務やイベントの正式な撮影や進行。
(四) 温泉、冷泉、ドライタイプのサウナ、スパ施設、サウナ、スチームルーム、ウォーターアクティビティなど、マスクが濡れやすい場合。
四、 外出時に飲食が必要な際は、マスクを着用しなくてもよい。
五、 指揮センターまたは主管機関が指定する場所や活動において、指揮センターや所管機関の関連防疫措置が取られている場合には、一時的にマスクを外すことができる。
六、 飲食場所:宴席で他のテーブルに移動しての酒やお茶の乾杯は禁止するという規定を撤廃する。
指揮センターは、以下のとおり呼びかける。
アレルギーや慢性疾患、発熱、呼吸器系の症状がある者は、人が比較的密集する場所では引き続きマスクを着用することを推奨する。感染対策はすべての市民に責任がある。個人の防疫措置を確実に実施し、個人の衛生習慣を維持し、自分と自分以外の人を守り、国内のコミュニティーの安全を維持し守ることをお願いする。また、COVID-19ワクチン接種を完了していない者には、自身及び家族や友人の健康を守るため、できるだけ早くワクチン接種をするようお願いする。
在留邦人の皆様におかれては、衛生福利部や各地区の衛生局のホームページ等を参照し、最新情報を収集し、引き続き感染予防に努めてください。
衛生福利部疾病管制署ホームページ
https://www.cdc.gov.tw/
連絡先
・公益財団法人 日本台湾交流協会高雄事務所 領事室
住 所 高雄市苓雅区和平一路87号10F
電 話 (07)771‐4008
FAX (07)771‐2734
メール ryoji-k1@ka.koryu.or.jp