2021.12.21
フィリピン セブ州、セブ市、マンダウエ市及びラプラプ市における災害非常事態の発表
【ポイント】
●台風22号(比名:オデット)の被害に伴いセブ州、セブ市、マンダウエ市及びラプラプ市は、それぞれ災害非常事態及び社会活動安定化措置を発表しました。
【本文】
1 各自治体の発表について
(1) 12月17日、セブ州知事は災害非常事態を発表し、州議会に対策を命じました。
(2) 12月17日、セブ市長は災害非常事態を発表するとともに、主要な通りや道に沿った停車禁止の厳格な施行、ガソリンスタンドの敷地外の道路での待ち行列の禁止等を発表しました。
(3) 12月19日、マンダウエ市長は災害非常事態を発表し、市場の安定と被災者支援の必要性を発表しました。
(4) 12月20日、ラプラプ市長は災害非常事態を発表するとともに以下の規則等を発表しました。
ア. 夜間午後9時から午前3時の間、公共及び公益サービス等の職種を除き、原則、外出が制限されます。この間、ラプラプ市警による警ら活動が強化されます。
イ. 商業施設(モール、レストラン、ホテル、カフェ、バー、食料品店、スパ、マッサージ、ジム、その他娯楽施設等)の営業時間は午後8時までとなります。
ウ. 外出制限時間内においては、公共の場及びコンビニエンスストアの外での飲酒は禁止されます。
各自治体の災害非常事態の詳細については、各自治体発表にて確認ください。
●セブ州政府公式フェイスブック
(セブ州行政命令48:セブ州の災害非常事態への対応)
●セブ市公式フェイスブック
(セブ市における緊急対応車優先のための、主要な通りや道に沿った停車禁止の厳格な施行、ガソリンスタンド
の敷地外の道路での待ち行列の禁止、一般車に対するガソリン配給20リットルまでの制限を指示する命令)
●マンダウエ市公式フェイスブック
(マンダウエ市No.15-940-2021決議:マンダウエ市における必要品価格の安定化および被災者支援の必要性)
●ラプラプ市公式フェイスブック
(ラプラプ市行政命令2021-076:ラプラプ市における災害非常事態対応と社会化安定のための各種行動制限)
2 現在、広範囲における停電に伴い、都市部でも日没後は暗くなるため治安及び交通状況が悪化する傾向にあります。可能な限り、夜間の人通りの少ない場所での行動は避けるようにしてください。また水等の買い物及びATM等で現金を引き下ろした後は、周辺に気を配り犯罪に巻き込まれないよう注意をしてください。
3 この度の台風22号で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。在セブ総領事館では、12月20日より台風オデット被害連絡・相談窓口を設置しておりますので、被害の連絡及び生活相談にご利用ください。
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(問い合わせ窓口)
○在セブ日本国総領事館
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話:(市外局番032)231-7321
FAX:(市外局番032)231-6843