2021.12.14
ウクライナ 国境付近におけるロシアの軍備増強等について
【ポイント】
●ウクライナ国境付近において、ロシアの軍備増強等が行われている状況について、現在、様々な外交的動きが見られます。例えば最近開催されたG7外務・開発大臣会合において、ロシアに対して、緊張を緩和し、外交チャネルでの対話を追求し、軍事活動の透明性に関する自らの国際的なコミットメントを遵守するよう求める声明が発出されています。
●現在日本国外務省は、ドネツク州とルハンスク州、及び、クリミア自治共和国に対しては危険情報レベル3(渡航は止めてください。)を発出し、これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めるよう注意喚起を継続しています。特にドネツク州及びルハンスク州の政府管理地域と被占領地域間の「コンタクトライン」を中心に、現在も戦闘が継続し、双方の犠牲者も出続けており、また、今後は不測の事態が起こりうる可能性も否定できないため、同地域及びクリミア自治共和国への渡航は引き続き止めてください。また、ウクライナのその他の地域に対しては、危険情報レベル1(十分注意してください。)を発出して、治安悪化の可能性が依然として排除できないため注意喚起を継続しています。
●上記地域やウクライナとロシアの国境沿いを含むウクライナに既に渡航・滞在している方は、ウクライナの政府発表や報道等から最新の情報を入手するとともに、ウクライナ滞在の目的及び滞在の実態に合わせて「たびレジ」に登録するか、「在留届」を届出・修正してください。
【本文】
在留邦人の皆様へ
たびレジ登録者の皆様へ
1 ウクライナ国境付近において、ロシアの軍備増強等が行われている状況について、現在、様々な外交的動きが見られます。例えば最近開催されたG7外務・開発大臣会合において、ロシアに対して、緊張を緩和し、外交チャネルでの対話を追求し、軍事活動の透明性に関する自らの国際的なコミットメントを遵守するよう求める声明が発出されています。
○ロシア及びウクライナに関するG7外相声明(12月12日):
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page3_003178.html
2 現在日本国外務省は、ドネツク州とルハンスク州、及び、クリミア自治共和国に対しては危険情報レベル3(渡航は止めてください。)を発出し、これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めるよう注意喚起を継続しています。特にドネツク州及びルハンスク州の政府管理地域と被占領地域間の「コンタクトライン」を中心に、現在も戦闘が継続し、双方の犠牲者も出続けており、また、今後は不測の事態が起こりうる可能性も否定できないため、同地域及びクリミア自治共和国への渡航は引き続き止めてください。また、ウクライナのその他の地域に対しては、危険情報レベル1(十分注意してください。)を発出して、治安悪化の可能性が依然として排除できないため注意喚起を継続しています。
○ウクライナに対する危険情報(2021年2月18日付):
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2021T015.html#ad-image-0
【問い合わせ先】
在ウクライナ日本国大使館領事部
電話:+38(044)490-5500
HP: https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html