2021.12.02
韓国 段階的日常回復の第1段階の延長
〇11月29日、韓国政府は「コロナ19対応特別防疫点検会議」において、段階的日常回復の第1段階を4週間延長し、第2段階への移行を留保することなどを発表しました。
〇これに関連して釜山市は、12月1日零時から別途解除する時まで段階的日常回復の第1段階を維持し、第2段階への移行は当面の間留保すると発表しました。
1. 韓国政府は、「コロナ19対応特別防疫点検会議」において、次の内容を発表しました。
(1)段階的日常回復の第1段階を4週間延長。
(2)60歳以上の高齢層を対象として、12月に新型コロナウイルスワクチンの集中接種を実施する予定。また、追加接種の対象を18歳以上の全ての年齢に拡大し、2次接種日の5カ月以降から接種を受けられるよう12月2日より事前予約を開始。
(3)防疫パスに有効期限を設けることで、基本接種完了者に対して防疫パス発行時に6カ月の有効期間(追加接種間隔5か月+猶予期間1カ月)を設定し、防疫パスを維持するためには接種間隔内の追加接種への参加が必要となるよう制度を設計(12月20日からの施行を目標に準備中)。
(4)療養病院・施設に対する接触面会の制限を延長(11月18日から暫定実施済み)。
(5)オミクロン株への対応として、南アフリカ共和国など8カ国を危険国家などに指定し、防疫措置を強化。
2.釜山市は、12月1日零時から別途解除する時まで段階的日常回復の第1段階を維持し、第2段階への移行は当面の間留保すると発表しました。
また、新型コロナワクチンの接種・未接種の区別なく、映画館においては飲食が禁止されます。
※コロナ19対応特別防疫点検会議の詳細(韓国語)
※釜山市の告示(11月30日掲載:韓国語)
3.感染を予防するためには、手洗い、マスクの着用、3密(密閉・密集・密接)を避けるといった基本的な感染症対策や、健康管理に心掛けることが大切です。在留邦人の皆さまにおかれましては、韓国政府及び自治体、保健当局等が発表する情報や感染予防対策等を通じ、最新の情報をご確認の上、引き続き感染予防に十分ご留意いただきますようお願いいたします。
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