2021.11.30
台湾 全土における感染状況の警戒レベル第2級の延長(2021年11月30日~12月13日)
11月29日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、11月30日から12月13日まで、台湾全土における感染状況の警戒レベル第2級を維持することを発表しました。
台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/g3P2I2f95J6p71e1KnOaaQ?typeid=9
指揮センターは、11月30日から12月13日までの感染状況の警戒レベル第2級の維持、及び歳末年越し大型イベントに関する防疫規定や注意事項を発表するとともに、引き続き感染対策措置への協力を要請する
国内の感染状況が緩和され、安定的に制御されていることを踏まえ、関係機関との協議及び評価の後、中央流行疫情指揮センターは本日(29日)、11月30日から12月13日まで、感染状況の警戒レベル第2級を維持することとし、維持する関連措置及び規定を以下のとおり発表する。
一、現行のマスク着用規定を維持し、外出時は全行程でマスクを着用する。ただし、以下の条件を満たす場合は、マスクの着用を免除する。
(一)以下の場合においては、マスクの着用を免除するが、常にマスクは携帯し、関連の症状がある場合や不特定の相手との社会的距離が保てない場合には、マスクを着用しなければならない。
1 室内外での運動、歌唱
2 室内外での写真撮影(個人/団体)
3 個人又は複数人でのライブ放送、ビデオ撮影、司会、レポート、スピーチ、講演、講義など会話や談話に関する業務や活動の正式な撮影や進行
4 農林水産業、牧畜の労働者の野外(畑、養魚場、山林等)での労働
5 山林(森林レクリエーションエリアを含む)やビーチでの活動
6 温泉、冷泉、ドライタイプのサウナ、スパ施設、サウナ、スチームルーム、ウォーターアクティビティなど、マスクが濡れやすい場合
(二)外出時に飲食が必要な際は、マスクの着用を免除する。
(三)指揮センター又は主管機関が指定する場所や活動において、関連防疫措置が取られている場合には、一時的にマスクを外すことができる。
二、営業場所及び公共エリアでは、実名登録制を遵守し、体温を測り、周辺環境の消毒を強化し、従業員の健康管理を行い、感染事案が確認された場合は、迅速に対応する。
指揮センターは、以下のとおり指摘する。
オミクロン変異株が国際的に脅威となっており、また、関連の大型イベントは人で混雑し、不特定の人々と長時間かつ近距離で接触する特徴があるため、引き続き厳格な防疫措置をとり、判断や処理を強化する必要がある。主催団体及び人々は、下記の防疫のための注意事項を遵守願いたい。
一、主催団体は指揮センターが発表した警戒レベル第2級に関する防疫措置や、地方政府の大型イベントに関連する防疫規定を遵守する。
(一)主催団体はイベント会場に充分な手指消毒剤を提供し、公衆トイレを頻繁に消毒し、緊急医療対応措置を設ける。
(二)指定された販売エリアを除き、会場内での飲食物の販売はできない。
(三)屋内のイベントでは、座席の無いチケットを販売することはできない。実名登録制を実施し、会場の入り口を固定するとともに、入り口近くで体温を測り、手指を消毒する必要がある。
二、イベント期間中は常にマスクを着用し、水を飲む時以外は、飲食を禁止する。
(一)司会、パフォーマー、プレゼンターについては、正式な撮影や進行中は、マスクの着用を免除する。その他のスタッフ及び参加者は、飲食(水分補給を除く)や写真撮影等マスク不着用の例外は適用されない。
(二)主催団体は地方政府の同意を得た上で、マスクを外して食事ができる専用の食事エリアを設けることができる。このエリアでは、実名登録制、入り口での検温や手の消毒を実施し、食べ歩きや試食は行わない。
(三)以上の規定に違反し、スタッフが説得しても聞かない者については、感染症予防管理法に基づき、地方政府により罰せられる。
三、在宅検疫、在宅隔離、強化版自主健康管理者、及び発熱や呼吸器の症状、下痢や嗅覚・味覚障害等の症状が疑われる人(パフォーマーやイベントスタッフ含む)は、関連のイベントに参加することはできない。違反者は厳しく罰せられる。
指揮センターは、引き続き感染状況と実際の実施状況を踏まえつつ、適時に防疫措置を調整し、水際における監視と防疫措置を強化するとともに、市民に対し、個人の防護措置を確実に行い、防疫と生活の質のバランスを取りつつ、各種の防疫措置に積極的に協力することを要請する。
在留邦人の皆様におかれては、衛生福利部や各地区の衛生局のホームページ等を参照し、最新情報を収集してください。
衛生福利部疾病管制署ホームページ
https://www.cdc.gov.tw/
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