2021.09.28
チリ 非常事態宣言の終了と新たな段階的規制緩和計画(2021年10月1日~)
1 9月27日、チリ保健省は、新型コロナウイルス感染防止のための追加措置を以下のとおり発表しました。
(1)段階的規制緩和計画の変更
●第4段階(再開初期)へ移行(10月1日(金)5時より)
タラパカ州ポソ・アルモンテ市
アントファガスタ州サン・ペドロ・デ・アタカマ市
ロス・ラゴス州チャイテン市
●第3段階(準備期)へ後退(10月1日(金)5時より)
アタカマ州アルト・デル・カルメン市
コキンボ州コンバルバラ市
バルパライソ州アルガロボ市、サン・エステバン市
マウレ州パラル市
ビオビオ州ラハ市
ロス・ラゴス州フタレウフ市
アイセン州グアイテカス市
●第2段階(移行期)へ後退(10月1日(金)5時より)
ビオビオ州コントゥルモ市
(2)夜間外出禁止令(9月30日まで)
●午前0時から午前5時まで
チリ全土
2 ピニェラ大統領は9月30日を期限とする非常事態宣言を更新しないと発表しました。これにより夜間外出禁止令は事実上30日午前5時をもって終了します。
3 保健省は新たな段階的規制緩和計画(Paso a Paso)が10月1日より実行されることを発表しました。
今後詳細はHP(https://www.gob.cl/coronavirus/pasoapaso/)に掲載される予定であり、大まかな変更点などは以下のとおりとなります。
●名称の変更
第1段階 制限期(Restriccion)
第2段階 移行期(Transicion)
第3段階 準備期(Preparacion)
第4段階 再開初期(Apertura Inicial)
第5段階 再開後期(Apertura Avanzada)
●活動の運営
どの段階においても、あらゆる種類の活動ができるが、活動場所の衛生状態に応じた制限や条件が課されることになる。
●Pase de Movilidad
所持者の活動の自由度を高めるための有効性および重要性が維持される。11月1日から12歳以上の者はバスや飛行機などの都市間をつなぐ公共交通機関を利用する際にPase de Movilidadが必要となる。
●感染防止対策の維持および強化
感染防止のため、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保、手洗い、換気といった諸対策の維持、徹底が求められる。
●Pasaporte Sanitarioの廃止
10月1日以降、Pasaporte Sanitario(https://www.c19.cl/)の国内利用は公共交通機関(飛行機、バス、電車)による地域間移動にのみ適用される。また11月1日からPasaporte Sanitarioは廃止し、Pase de Movilidadによるチェックとなる。
4 9月27日時点で、チリ国内では1,652,364名(死亡者37,445名)のコロナウイルス感染者が確認されています。夜間外出禁止令や義務的自宅待機措置に従い、自宅待機を行うとともに、引き続き、最新の関連情報を報道や下記ホームページ等で収集し、感染予防に努めて下さい。万が一、警察による検問、医療機関等で隔離されるなど援護が必要な場合は在チリ大使館までご連絡ください。
<情報参考HP>
・チリ保健省
https://www.minsal.cl/
・チリ保健省(チリにおけるコロナウイルス感染者数)
https://www.minsal.cl/nuevo-coronavirus-2019-ncov/casos-confirmados-en-chile-covid-19/
・新型コロナウイルスワクチン接種計画
https://www.gob.cl/yomevacuno/
・チリ政府(コロナウイルス関連)
https://www.gob.cl/coronavirus/
・当館ホームページ
https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
【問い合わせ先】
在チリ日本国大使館 領事部
住所:Ricardo Lyon 520, Providencia, Santiago, Chile
電話:(+56-2) 2232-1807
FAX :(+56-2) 2232-1812
メール:consuladojp@sg.mofa.go.jp
HP:https://www.cl.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html