2021.09.01
エチオピア 公共衛生研究所のCOVID-19蔓延防止に関するプレスリリース
【ポイント】
・デルタ変異株につき、現在検証中。
・集中治療を必要とする重症患者数が増加。
・新年や祝日の集まりを避ける呼びかけ。
【本文】
1.昨31日、エチオピア公衆衛生研究所(EPHI)はCOVID-19蔓延防止のための注意喚起を発しました。主な内容は以下のとおりです。
(1)人々の意識が低下し、「新型コロナウイルス感染・蔓延防止規則」に従わない会議、トレーニング、卒業式、レストラン、カフェテリア、娯楽施設、輸送サービス、宗教的および公の祝賀会、デモ、スポーツ、冠婚葬祭及び社交行事などによる感染の拡大が見られる。
(2)エチオピアではこれまでにアルファ・ベータ変異株の存在が確認されているが、デルタ株については現在もなお検証中である。
(3)集中治療を必要とする患者の数が増加し、治療病棟では人工呼吸器が不足している。
2.さらに上記プレスリリース内で、COVID-19蔓延防止のため、以下の予防措置を講じるよう呼びかけています。
(1)新年(当地の新年は9月11日)やその他の祝祭日、宗教上の祝日のための集まりは避ける。
(2)すべての機関が顧客のために感染防止策を講じる。
(3)COVID-19の症状がある場合、医療機関で検査を受ける。
(4)ワクチン接種をする。
(5)祭日の食肉処理に使用する道具を清潔に保ち、接触を最小限に抑える。
(6)買い物のため外出する際は、マスクを着用し手の消毒をする。
(7)祭日中は他人との接触を減らす。
(8)生肉や滅菌されていない牛乳など、生の食品を避ける。
(9)政府系・非政府系のサービス提供者など社会全体が、「新型コロナウイルス感染・蔓延防止規則(803/2013)」の対策を履行する。(当館注:8月26日当館発領事メールを確認願います。)
3.当地のコロナ感染は拡大しています。在留邦人・旅行者の皆様は、引き続き新型コロナウイルス感染防止措置に努めてください。
<当館HP:当地感染状況(8月30日現在)>
https://www.et.emb-japan.go.jp/files/100229060.pdf
以上
【在エチオピア日本国大使館】
代表電話:011-667-1166