2021.06.25
ロシア モスクワ市内の飲食店入店に際する利用制限措置(2021年6月28日~)
●6月28日(月)から、モスクワ市内のレストランやカフェなど飲食店(屋内席)の利用に際しては、指定QRコードの提示が義務付けられました。
●飲食店の屋外席(テラス席)の利用に際しては、7月11日まで指定QRコードの提示なしで利用可能とされています。
●本件制限措置の終了日は定められていません。
●ワクチンの接種証明有無などにより飲食店入店などの利用を制限する措置はモスクワ州でも導入されます。
1.(1)6月28日(月)からモスクワ市内の飲食店(屋内)利用に際しては、下記のうち一つを証明するQRコードの提示が義務付けられました。
・ワクチン接種済(2回の接種又は1回用ワクチンの場合は1回の接種)
・PCR検査の結果が陰性(陰性証明QRコードの有効期間は結果受領日から3日間のみ)
・過去6ヵ月以内のコロナ罹患歴があること
https://www.mos.ru/city/projects/measures/#rec328767327
(2)なお、テイクアウトでの利用、ホテルの宿泊客が宿泊客専用飲食店を利用する場合や18歳未満の子供でQRコードを持つ保護者が同伴の場合は,QRコードの提示は不要とされています。
2. QRコードの取得にはモスクワ市のサイトhttp://immune.mos.ru/#/ にて「外国人用(Получить QR-код для иностранных граждан)」を選択のうえ,氏名,生年月日,電話番号,旅券番号等を入力する必要があります。
当局のデータベース(ЕМИАС)に人定事項の一致するワクチン接種歴,過去6ヵ月以内の罹患歴,PCR検査の結果が登録されている場合には指定QRコードが発行されると案内されています。入力と認証の後「データベースに一致する情報がない」と表示される場合にはワクチン接種やPCR検査を受けた医療機関にご照会ください。
3.ワクチンの接種証明有無などにより飲食店への入店などを制限する措置は、モスクワ市に隣接し、感染者数が増加しているモスクワ州でも28日(月)から導入されます。今後、他の都市においても飲食店への入店などに際しワクチン接種有無などによる制限措置がとられる可能性がありますので、ご留意ください。
(参考)ロシア政府の発表によれば、モスクワ市内における本25日(金)の1日あたりの陽性者数は7,916人で、先週金曜日(18日)9,056人と比べ1,140人減となっていますが、2週間前の金曜日(11日)5,853人と比べると2,063人増となっており、依然として高い水準で推移しています。
ロシア政府新型コロナウイルス作戦本部ウェブサイト https://стопкоронавирус.рф
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