2021.02.23
カンボジア 変異株の確認について(2021年2月23日発表分)
2月23日、カンボジア保健省は、新たに25名の新型コロナウイルスへの感染が確認された旨発表しました。カンボジア国内における感染者数は合計593名です(治癒者数:475名)。
保健省発表の概要は、以下のとおりです。(●:市中感染、○:輸入症例)
○ カンボジア人 2名 (35歳及び40歳 男性)
・国連平和維持活動に従事し、アフリカから、インドを経由して、2月21日に帰国
● 2月20日事案関連 23名 (中国人20名、カンボジア2名、ベトナム人1名)
* 2月20日事案: https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000389.html
【変異株の確認について】
保健省は、本日発表された25名のうち、3名の英国変異株への感染が確認された旨発表しました。
カンボジアに滞在中の皆様におかれましては、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」において集団感染がおきていることを念頭に置き、感染予防に努めてください。
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【日本入国時の防疫措置が強化されています】
日本に入国する際には、「出国72時間以内の新型コロナウイルスの陰性を証明する検査証明書(陰性証明書)の提出」と「空港での感染検査」が求められます。詳細は以下のページにてご確認ください。
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000361.html
【日本国外務省 危険情報・感染症危険情報】
● カンボジアを含めた世界の国・地域に対する「感染症危険情報レベル2」が発出されています。カンボジアへの不要不急の渡航は止めてください。
【カンボジアの入国規制】
● 現在、カンボジアへの入国は制限されています。詳細は以下のページにてご確認ください。
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html
【カンボジアでの医療】
● 3月30日、カンボジア保健省は、すべての民間医療機関に対し、保健省の許可がない限り、新型コロナウイルスの治療と感染検査を禁止する旨通知しました。新型コロナウイルスに感染した場合には、カンボジア保健省が指定する病院(プノンペンの場合にはクメール・ソビエト友好病院、各州においては州立病院など)に入院することとなり、在留邦人の皆様が日頃から利用されている日系医療機関における検査、治療及び入院はできませんので、十分ご留意ください。
【感染予防】
● 引き続き日々の対策として、うがいや石鹸による手洗いの励行など感染予防に努めてください
● 日本国内においては、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」において集団感染がおきており、厚生労働省から国民の皆様に以下をお願いしております。
- 換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
- イベントを開催する方々は、風通しの悪い空間や、人が至近距離で会話する環境は、感染リスクが高いことから、その規模の大小にかかわらず、その開催の必要性について検討するとともに、開催する場合には、風通しの悪い空間をなるべく作らないなど、イベントの実施方法を工夫してください。
厚生労働省「新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf
現時点でカンボジアにおいては、日本と同様の状況にあるわけではありませんが、これらの点に適宜留意いただければ幸いです。
● なお、日本の厚生労働省は、5月4日の専門家会議からの提言を踏まえ、「新しい生活様式」を公表しています。下記をご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
【新型コロナウイルスに関する関連情報ページ】
在カンボジア日本国大使館HP 新型コロナウイルス関連情報ページ
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000218.html
◆◇◆◇◆ お問い合わせ先 ◇◆◇◆◇◆
『在カンボジア日本国大使館 領事班』
TEL: 023-217-161
URL: https://www.kh.emb-japan.go.jp
e-mail: consular.jpn@pp.mofa.go.jp
『在シェムリアップ日本国領事事務所』
TEL: 063-963-801
e-mail: consuljp.rep@re.mofa.go.jp