2023.01.11
エールフランス/KLMオランダ航空|SAF Contribution額改定について(2023/1/10~)
エールフランス/KLMは、フランスならびにオランダ発区間を含む航空券をご購入する際にSAF Contribution(※1)を徴収していますが、2023年1月10日より、SAF Contribution額が改定となりました。
(※1 SAF… 持続可能な航空燃料)
適用開始日:2023年1月10日発券分より
SAF Contribution (金額):下記表の通り
搭乗区間 / キャビン | エコノミー | プレミアムエコノミー | ビジネス | ファースト |
パリ/アムステルダム→日本 | 4 → 8 EUR | 6 → 12 EUR | 12 → 24 EUR | 24 → 48 EUR |
パリ/アムステルダム→欧州内 | 1 → 2 EUR | (設定無) | 1.5 → 3 EUR | (設定無) |
フランス国内線 | 1 EUR | (設定無) | (設定無) | (設定無) |
その他路線 | (飛行距離によって異なります) |
エールフランスWEBサイト -持続可能な航空燃料-
https://wwws.airfrance.co.jp/ja/information/developpement-durable/carburants-aviation-durables
持続可能な航空燃料
エールフランス航空は持続可能な航空燃料(SAF)の開発に積極的に参加しています。これにより従来の燃料と比較して、CO₂の排出量を(ライフサイクル全体で)平均80%削減できます。
持続可能な航空燃料とは
廃油や農業廃棄物などの非化石成分から作られる持続可能な航空燃料(SAF)は、ケロシンの代替燃料です。その使用により、製造から燃焼までのライフサイクルにおけるCO₂や微粒子の排出を削減することができます。エールフランス航空は、フードチェーンと競合しない、パーム油から製造されない持続可能な航空燃料のみを購入しています。 SAFはケロシンと同様に安全で、航空機やエンジン、物流・貯蔵インフラに変更を加えることなくケロシンと混合することができます。
2022年以降、フランスの規制により、燃料供給会社はフランス国内で販売するすべてのケロシンに最低1%の持続可能な航空燃料を混合することが義務付けられています。エールフランス航空は、2011年からこの代替燃料の開発に携わっています。
エールフランス航空は、この持続可能な航空燃料が航空輸送の脱炭素化のための決定的なテコとなると考えています。生産量はまだ少ないですが、エールフランス航空は、産業界のパートナーや研究機関と協力し、世界中に生産ルートを迅速に拡大できるよう取り組んでいます。