2020.08.05
アメリカ カゴ市及びイリノイ州クック郡(エバンストン、スコーキーを除く)による新型コロナウイルスの感染が拡大する地域からの移動に関する措置(対象州の更なる拡大)
ポイント:
8月4日、シカゴ市は7月6日に施行された緊急旅行命令の対象州にプエルトリコ準州を加えると発表し,7日(金)から対象州は22州と1地域となります。また、イリノイ州クック郡(エバンストン、スコーキーを除く)も、シカゴ市と同様に7日から対象州が22州と1地域に拡大される予定です。詳細については本文と関連のリンクをご覧下さい。
本文:
8月4日、シカゴ公衆衛生局は,7月6日に施行された緊急旅行命令に関し、新たにプエルトリコを対象州に加えると発表し,7日(金)午前0時1分から対象州は下記の22州とプエルトリコ準州となります。また、イリノイ州クック郡(エバンストン、スコーキーを除く)においても、シカゴ市と同様に7日から対象州が22州と1地域に拡大される予定です。対象州に滞在した後(但し、対象州を通過するだけの場合は24時間以上滞在した場合)、シカゴ市及びイリノイ州クック郡(エバンストン、スコーキーを除く)に入域する者には14日間の自主隔離が義務付けられています。
〇対象州
Alabama, Arkansas, Arizona, California, Florida, Georgia, Idaho, Iowa, Kansas, Louisiana, Mississippi, Missouri, Nebraska, Nevada, North Carolina, North Dakota, Oklahoma, South Carolina, Tennessee, Texas, Utah, Wisconsin, Puerto Rico
※対象州については毎週火曜日にシカゴ公衆衛生局によって見直されますので、在留邦人の皆様におかれては、引き続き関連情報の入手に努めてください。
○隔離期間:対象となる州から離れた日から14日間
○隔離の対象者:下記の例外を除き、対象州からシカゴ市及びクック郡(エバンストン、スコーキーを除く)に移動する全ての者
※シカゴ市及びイリノイ州クック郡(エバンストン、スコーキーを除く)に居住していて一時的に対象州に移動していた場合も含みます。
※症状の有無,感染の有無は関係ありません。
○対象州となる基準:直近7日間の平均で,一日当たりの新規陽性者数が10万人当たり15人を超える州
○罰金:シカゴ市においては、違反者は一日当たり100~500米ドル,最高7000米ドルまでの罰金の対象となります。
※イリノイ州クック郡(エバンストン、スコーキーを除く)においては罰金に関する規定はありません。
○隔離対象の例外:医療行為を受けるための旅行、共同親権により子供を養育するための旅行、CISAが定める「必要不可欠な仕事」に携わる者の出張
※「必要不可欠な仕事」に携わる者の出張の場合、雇用主からその必要性を証する書面が必要かつその書面を常に携帯しておく必要があります。また、14日間の隔離期間中は体温や症状の計測を行い、業務に関係しない行動を避けるとともに、可能な限り公共の場を避け、公共の場に出なければならない場合はマスクの着用や社会的距離の確保が求められます。
〇シカゴ市の緊急旅行命令(Emergency Travel Order)については下記を参照ください。
https://www.chicago.gov/city/en/sites/covid-19/home/emergency-travel-order.html
〇イリノイ州クック郡の緊急旅行ガイダンス(Emergency Travel Guidance)については下記を参照ください。(注:この領事メール発出の段階では,7月28日時点の情報が掲載されています。)
https://cookcountypublichealth.org/communicable-diseases/covid-19/covid-19-travel-guidance/
〇 CISAが定める必要不可欠な仕事に関しては下記のリンクをご参照ください。
https://www.cisa.gov/publication/guidance-essential-critical-infrastructure-workforce
当館連絡先
Tel: (312) 280-0400(24 時間対応)(注)
Fax: (312) 280-9568
Email: ryoji1@cg.mofa.go.jp