2020.06.23
ブルガリア マスク着用「義務の場所」及び「奨励の場所」を定めた新たな保健大臣令が発出
【ポイント】
●マスク着用「義務の場所」及び「奨励の場所」を定めた新たな保健大臣令が発出されました。
●6月23日午前6時時点で,ブルガリア国内の感染者は累計3,984名(うち207名死亡,2,171名治癒)です。
【本文】
○最近の感染者数増大を踏まえ,マスク着用が義務づけられる場所及び奨励される場所を定めた新たな保健大臣令が発出されました。報道等によると,義務違反者に対する取り締まりも強化されています(実際に,ボリソフ首相をはじめ,複数の要人がマスク着用義務違反で罰金処分を受けています)。
現時点でのマスク着用義務/奨励の場所は以下のとおりです。
《マスク着用が「義務」の場所》
■屋内にある公共の場所(医療施設,薬局,公共交通機関,商業施設,モール型の商業施設等)。
※ 着席中の飲食店の利用客は例外。
■大会・会議的イベント,セミナー,展示会等の場所。
《マスク着用が「奨励」される場所》
■屋外にある公共の場所
■競技試合等大規模イベントや文化イベントの場所
・ここでいう「マスク」とは,使い捨て用あるいは複数回使用可能なマスクまたは鼻及び口を覆うためのその他の用具(タオル,スカーフ,ヘルメット)。
・「公共の場所」とは,誰でもアクセスすることが出来,公的な用途として認識される場所。
新たな保健大臣令の原文はブルガリア政府運営の新型コロナウイルスポータルサイトでご確認いただけます(ブルガリア語)→ https://coronavirus.bg/bg/443 (雇用者の義務,マスク着用と社会的距離)
https://coronavirus.bg/bg/444 (各種施設利用・活動に関する制限)
○6月23日午前6時時点のブルガリア国内の感染状況は以下のとおりです(ブルガリア保健省発表)。
感染者累計 3,984名(前日比+79名)
死者 207名(前日比+ 8名)
治癒 2,171名(前日比+97名)
入院 341名
重症(挿管患者) 11名
医療従事者 364名
地域別の前日からの新規感染者数(アルファベット順)
ブラゴエフグラド :1
ブルガス :4
ヴァルナ :2
ヴェリコ・タルノヴォ:1
ヴィディン :
ヴラツァ :1
ガブロヴォ :
ドブリッチ :
カルジャリ :
キュステンディル :1
ロベチ :
モンタナ :
パザルジク :3
ペルニック :1
プレーヴェン :
プロブディフ :1
ラズグラッド :2
ルセ :
シリストラ :
スリヴェン :6
スモリャン :
ソフィア県 :13
ソフィア市 :32
スタラ・ザゴラ :5
トュルゴヴィシテ :1
ハスコヴォ :
シューメン :
ヤンボル :5
○一時期よりはかなり改善傾向にありますが,ソフィア空港発着便の減便が依然として続いています。6月23日及び6月24日のソフィア空港出発便は以下のとおりです(6月23日17時時点)。詳細は,ソフィア空港ウェブサイトでご確認ください→ https://www.sofia-airport.bg/en/passengers/flight-information
6/23 27便中2便欠航(25便運航)
ブルガリア航空:ヴァルナ(4便),アムステルダム,パリ・シャルル・ド・ゴール,マドリード,チューリッヒ/プラハ,ラルナカ,マジョルカ/マラガ
ウィズエア:ロンドン・ルートン(2便),ミラノ・ベルガモ,アイントホーフェン,ドルトムント,ナポリ,メミンゲン,バーリ,アリカンテ,バレンシア,コペンハーゲン
エーゲ航空:アテネ
ライアンエア:ロンドン・スタンステッド,バルセロナ
ルフトハンザ:フランクフルト
6/24 30便中3便欠航(27便運航)
ブルガリア航空:ヴァルナ(3便),アムステルダム,ローマ,ベルリン・テーゲル,フランクフルト,ロンドン・ヒースロー,アテネ,ウィーン
ウィズエア:ロンドン・ルートン(2便),ミラノ・ベルガモ,シャルルロワ,ドルトムント,ブラチスラヴァ,メミンゲン,ラルナカ,バーゼル/ミュルーズ,アイントホーフェン,マドリード,パリ・ボーヴェ,ビルン,ロンドン・ガトウィック
ルフトハンザ:フランクフルト
エアセルビア:ベオグラード
オーストリア航空:ウィーン
英国では6月8日から全ての入国者に対して14日間の自己隔離措置が開始されました。英国への渡航を検討している方は在英国日本国大使館HPで詳細をご確認ください→ https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00082.html
ロンドン乗り継ぎの注意事項はこちら(在英国日本国大使館HP)→ https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00050.html
パリ乗り継ぎの注意事項はこちら(在フランス日本国大使館HP)→ https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_00029.html
フランクフルト乗り継ぎの注意事項はこちら(在ドイツ日本国大使館HP)→ https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#06koukuubin
アムステルダム乗り継ぎの留意事項はこちら(在オランダ日本国大使館HP)→ https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_corona_faq2.html
日本到着時の大まかな流れはこちら(厚生労働省HP)→ https://www.mhlw.go.jp/content/000618379.pdf
日本到着後のPCR検査等の注意事項はこちら(厚生労働省HP)→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
○当館公式フェイスブック「領事・安全情報発信専用ページ」において安全情報を配信しています。これまでに配信した領事メールのアーカイブとしても使えますので,ぜひ「いいね!」と「シェア」をお願いします。
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○皆さんの周りで当館からの領事メールを受け取っていない方がいましたら(特に,たびレジに登録していない短期渡航者等),ぜひ皆さんからその方に情報共有の上,たびレジの登録と当館への連絡を呼びかけていただくようお願い申し上げます。登録すると,当館からの領事メールを受け取ることができます。3ヶ月以上滞在される方は,在留届の登録をお願いいたします。
○当館からこれまでに発信している新型コロナウイルス関連情報領事メールはこちらから確認いただけます→ https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0359
○新型コロナウイルスに関するよくある質問FAQはこちら→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19_FAQ.html
【参考】
■ブルガリア政府運営新型コロナウイルスポータルサイト
https://coronavirus.bg/
■ブルガリア保健省(ブルガリア語)
ウェブサイト https://www.mh.government.bg/bg/
ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン(ブルガリア語)
電話 028078757(24時間)
ウェブサイト https://www.mh.government.bg/bg/novini/aktualno/svoite-vprosi-otnosno-covid-19-zadavajte-na-telefo/
在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)
e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp
HP:http://www.bg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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