○１７日（金）１５時現在，新たにオーストリア国内で１３６名の新型コロナウイルス（COVID-19）感染の確定症例が発生し，死亡事例の発生はなかった旨報告されました（累計確定症例数は１９，４０７名（内死亡数：７１１名，治癒数：１７，３３５名））。

〇ビジネスマン，技術者，スポーツ選手，芸術家等が「商用目的」でオーストリアを訪れる場合に，オーストリアの滞在許可又はＤビザなしでの入国が例外的に認められるようになりました。

オーストリアにお住まいの皆様及び
たびレジ登録者の皆様へ

１　墺連邦保健省によれば，１７日（金）１５時現在，新たにオーストリア国内で１３６名の新型コロナウイルス（COVID-19）感染の確定症例が発生し，死亡事例の発生はなかった旨報告されました。これでオーストリアにおける確定症例は１９，４０７名（内死亡数：７１１名，治癒数：１７，３３５名））となります。

国内発生状況（州：累計確定症例数（前日比））
・ウィーン市（州）　　　　：４,４２１名（＋５９)(内死亡２０２名，治癒３,８０４名)
・チロル州　　　　　　　　：３,６０８名（＋　７)(内死亡１０８名，治癒３,４６７名)
・オーバーエーステライヒ州：３,１８４名（＋３１)(内死亡　６１名，治癒２,５５９名)
・ニーダーエーステライヒ州：３,１６６名（＋１９)(内死亡１０５名，治癒２,８８８名)
・シュタイアーマルク州　　：１,９７６名（＋１４)(内死亡１５４名，治癒１,７１５名)
・ザルツブルク州　　　　　：１,３１０名（＋　５)(内死亡　３８名，治癒１,２３８名)
・フォアアールベルク州　　：　 ９１８名（－　１)(内死亡　１９名，治癒　８９７名)
・ケルンテン州　　　　　　：　 ４４８名（＋　２)(内死亡　１３名，治癒　４１５名)
・ブルゲンラント州　　　　：　 ３７６名（＋　０)(内死亡　１１名，治癒　３５２名)

２　ビジネスマン，技術者，スポーツ選手，芸術家等が「商用目的」でオーストリアを訪れる場合に，オーストリアの滞在許可又はＤビザなしでの入国が例外的に認められるようになった旨，在京オーストリア大使館ホームページ上で案内されています。

（在京オーストリア大使館ホームページ）
https://www.bmeia.gv.at/ja/oeb-tokio/

ただし，入国の際に「商用目的」であることを疎明する必要があること，及び，入国前４日以内に発行された陰性証明書の提示（注）が必要となるとのことです。

（当館注）

・同ホームページ上では空港でのＰＣＲ検査，陰性証明書又は２週間の自宅等の隔離措置が選択可能と受け取れる記載となっていますが，「商用目的」の場合は入国審査の際に陰性証明書の提示が必ず必要です。

・「商用目的」であることの証明について，証明書の様式が定められていないことから円滑な審査のため，オーストリア国内関係者（企業，行事主催者等）から会議，修理，演奏等の「商用」での渡航受け入れを示す（英文又は独文の）文書，メール等，可能な限りの疎明資料を持参することをお勧めします。

・第三国における経由の際，円滑な審査のために以下のような英文のサイトを印刷し，持参することをお勧めします。

（IATAホームページ　COVID-19 Travel Regulations Map）
https://www.iatatravelcentre.com/international-travel-document-news/1580226297.htm

※地図上でオーストリアをクリックすると，同国に係る渡航制限が閲覧できます。

・また，独語版のみではありますが，経由地及び当地入国時の説明用に以下のサイトを印刷し，持参することを併せてお勧めします。

（オーストリア保健省令（第二条第三項））
https://www.ris.bka.gv.at/GeltendeFassung.wxe?Abfrage=Bundesnormen&Gesetzesnummer=20011194

（オーストリア内務省プレスリリース（最終段落））
https://bmi.gv.at/news.aspx?id=6848727832704B4B752F633D

（オーストリア産業院ホームページ（1.ｂ.））
https://www.wko.at/branchen/transport-verkehr/coronavirus-informationen-transport-und-verkehr.html#heading_Einreise_nach_Oesterreich

・また，上記措置はコロナウイルスのまん延状況によっては変更されうることに注意してください。事前に最新の状況を確認し，必要な場合には在京オーストリア大使館に問い合わせることをお勧めします。

３　新型コロナウイルスは風邪と同様に，せきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので，手洗い，人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。

　なお，オーストリア保健・食品安全機関（AGES）は，新型コロナウイルスへの感染の疑いがない人については通常の石鹸で十分であると強調し，消毒液は医療目的で消毒が必要な人・機関により使用されるべきであるとしています。

参考：コロナウイルス感染予防措置

・定期的に，約３０秒間石鹸で手洗いをする
・顔（特に口，目，鼻）を指で触らない
・握手と抱擁を避ける
・鼻をかむ際，咳をする際は使い捨てティッシュに行うか，腕で口・鼻を覆って行う。ハンカチを使う場合は使用した後で捨てる。

【参考】

■　オーストリア保健省
〇新型コロナウイルス情報（独語）
https://www.sozialministerium.at/Services/News-und-Events/Neuartiges-Coronavirus-(2019-nCov).html

〇新型コロナウイルス・ホットライン（独語・英語）
Infoline Coronavirus: 0800 555 621 (月－金，9:00-17:00)
ウェブサイト：https://www.ages.at/themen/krankheitserreger/coronavirus/

（問い合わせ先）

○在オーストリア日本国大使館
住所：Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: （市外局番０１）５３１９２０
Fax: （市外局番０１）５３２０５９０
ホームページ：https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html